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跡の伝承 
辿り着いた摂理と理論

一般社団法人 筋整流法協会事務局
TEL0545-23-0350
受付時間10:00~18:00(土・日・祝日除く)

徳島大学総合科学部環境共生学
大橋 眞

このビデオは、一見すると単純に見える肩の動きが、実に多くの筋肉と神経の連携プレーによってなされていることを、腱引きの施術という観点からわかりやすく説明されている。痛みという生体のセンサー機構をどのようにして解除するのかということが、この施術のポイントであろう。痛みとは何かということを改めて考えさせられる内容である。現在の医学教育では、このようなシステムとして考えることが少ないので、様々な分野の医学教育に応用が可能ではないかと考えられる。

大阪ドクターK

肩が上がらない原因を、前腕の回外・回内運動即ち上腕二頭筋と橈骨との関係に注目した点はとても素晴らしく、目から鱗が落ちました。
 そして、痛い肩から最も遠く離れた箇所から施術を始める、つまり、手から遡って体幹部へ施術を進めていくという発想も素晴らしいと思います。

これでほぼ100%の改善率を実現したことはまさに奇跡の伝統療法と言えるでしょう。

 肩の不具合で悩んでいる多くの方にとって、薬も器具も不要、副作用の心配も無く、短時間で改善ができて、再発も予防できるという、究極の理想的な治療法が確立したのです。
 このことは、筋整流法の歴史の中でも画期的であり、同時に人類の健康増進と平和で豊かな社会の実現に大いに貢献できることは明らかで、大変喜ばしいことです。

 言うまでもなく、この施術方法は一朝一夕に完成したわけではありません。

小口先生の想像を絶する長年の膨大な経験の蓄積と真理を追究する絶えまない情熱が大きな実を結んだのです。
その献身的、超人的努力に対しては本当に頭が下がります。

 ここで、なぜ、数ある伝統療法の中でも、筋整流法がずば抜けて五十肩の一撃改善が可能になったのかその理由を考えてみたいと思います。
まず、過去の沢山の施術例を検討し、痛みは炎症によって引き起こされたものではなく、腱紡錘の自己抑制反射という生体の防御機構が正常に機能した結果であるという仮説が立てられました。

 この仮説から更に、施術により制御筋のブレーキを解除することで関節の可動域が回復し、結果的に痛みが消失するというもうひとつの仮説が導き出されました。

これまで、西洋医学では、痛みは人間にとって不要なもの、悪いもの、直ちに取り除くべきものと考えて対症療法を中心に研究発展させてきました。

また、西洋医学では人体を部品の集合と考え、痛みのある肩に注目し、ハイテク装置を駆使して画像診断に力を注いでいます。

しかし、真の原因が特定できなければ、完治できないのは当然です。
 それに対して、ホリスティック(全身的)医学では、痛みを含めた全ての症状は人体が恒常性を保つ為の生理的な反応であり、自己修復の大事な一過程だと考えます。

痛みを体にとって良いものと捉えれば、真の原因を探し出すガイドとして利用することができるのです。
また、人体は部品を寄せ集めた単純なものではなく、一つの受精卵から分裂した約60兆個の細胞がお互いに連携し、膠原繊維ネットワークという電気的な張力統合体によって支えられている超精密な有機体ということが分かってきました。

このように、人体をひとつのシステムとして捉えることによって初めて、解剖学・生理学という先人が築いた膨大な知識体系を施術に活かすことが可能となったのです。

筋整流法ではホリスティックな視点から腕全体を一つのシステムと考えます。

手を酷使した歪みが次第に上昇し、最終的に肩関節の周囲に痛みという防御機構が働いたと考えます。

ですから、痛い場所だけに注目せず、腕全体を診断、検査、施術の対象と考え、手の虫様筋から体幹部へと順を追って施術していきます。
その結果、すべてのブレーキが外れ、肩関節の可動域が回復するので痛みが消えるのです。

痛みが消えたから肩が上がるようになったということではないのです。
最後に、筋整流法が日本の伝統療法の中でも、なぜ、際だって改善率が高いのでしょうか?

その理由は、先人の知恵である独創的な手技をたくさん伝承していることにあります。

更に、全ての伝統的手技を解剖学、生理学で現代的に検証することによって、施術する場所に応じて、たくさんの手技の中から最適なものを選択できるようになったのです。

このことにより、真の原因を的確に、かつ効率よく炙り出すことが可能となり、それが、ほぼ100%という驚異的な改善率という成果に繋がったのです。


以上のように、長く険しい道のりではありましたが、帰納法的に検証を積み重ね、そこから演繹法的に仮説を立て、実際の施術に応用し効果が確かめられ、ついに、これらの仮説の正しさが立証されたことは、とても喜ばしいことです。

その仮説を更に応用発展させることで、今後、人体の全ての施術において、改善率が飛躍的に高まることが期待できます。
今後は、この「肩上げ2014」方式に則って、腱引き師全員が施術し、絶えず施術前後の変化を観察し、検証していけば、誰でも驚異的な改善率を達成することができます。

しかし、秘技・奥技は一見簡単そうに見えて実は奥が深いのです。

その真髄を掴むにはたゆまぬ努力と経験を積むしかありません。
 
 もしも、疑問が出てきたら「肩上げ2014」に戻って、その理論を納得いくまで研究し、次の施術に反映させ、それを繰り返すことによってより理解が深まり、自分の技に自信を持つことができます。
日々粛々と研鑽を重ねること、それが王道への最短距離です。
 更に、それを腱引き師全体にフィードバックすることにより、筋整流法はどんどん進化していくことでしょう。
 実は、私個人の例ですが、初期の五十肩は10例とも一撃改善が見られましたが、不思議なことに、その後は5例とも一撃改善が見られない症例が続いています。
 
 果たして、施術方法に見落としがあるのか、物理的、器質的な変性状態が起きているためなのか、あるいは、未知の制御機構が存在するのかということは、これから長期間観察して解明していきたいと思っています。

ことによると、新しい発見で、今までの理論が覆るかも知れません。
何か問題に直面した時はチャンスと捉え、積極的に検証を続けていくつもりです。

「肩上げ2015」がマイナーチェンジになるのか、あるいは大幅な変更になるのか今から楽しみにしています。

筋整流法 賢人施術師 
中原道場 代表 中原秀樹

四十肩、五十肩の原因が筋整流法では『前腕の捩れである』として、肩関節周囲炎とする西洋医学的な見解とは全く異なるメカニズムにより疼痛が発生すると解説している点が、非常に斬新で、人体の構造から見ても正に的を得ており、四十肩、五十肩に対する今後の見方が変わると思います。

施術においては、いかに前腕の捩れを解除するかが課題であり、さらには前腕の捩れから引き起こされた、上腕部の捩れと肩関節部の調整をどのように行うかが見所です。

非常に再現性の高い施術であり、四十肩、五十肩で辛い症状を抱えた方が多いだけに筋整流法をもっとたくさんの方に知ってもらえれば良いなと思いました。