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跡の伝承 
辿り着いた摂理と理論

一般社団法人 筋整流法協会事務局
TEL0545-23-0350
受付時間10:00~18:00(土・日・祝日除く)

秋田県 小児科医 伊藤晴通

前十字靱帯損傷に対する筋整流施術を見て

素晴らしいの一言である。敢えてそのすばらしさを表現すれば、現在の西洋医学を修めた医師の陥りやすい陥穽と、忘れてならない医学の原点がここに表れている。
 特に初学の医師が陥りやすいと言われている診断上の落とし穴が、実は経験の長い医師でも陥りやすいものであると言うことも再認識させられる。特に、除外診断となっている疾患に診断が流れがちで、細かい検証を行わず、反証となる情報を無視したり曲解して、そうと決め込んでしまうというやり方は、様々な領域で頻繁に見られる。少ない情報で判断するのではなく、特に画像に頼りすぎることなく、小口さんが実践しているように、治療者とクライエント間でコミュニケーションをしっかり取りながら、診断と治療に近づいて行く方法は、如何に小口さんが臨床家として優れているかを明確に物語っている。
これはすべての治療家が目指すべき方向である。

 今回この少女が小口さんの施術を受ける様になるまでには深い事情もあったと聞く。ギプスを外す決断をするにも小口さんの中で大きな葛藤があったようだ。
 できれば、このDVDは前十字靱帯損傷の治療の経過としてではなく、むしろ筋整流法を実践する上での素晴らしい例として、その過程を充分に学び取って欲しいと思う。
ややもすれば、我々は西洋医学に対してのアンチテーゼとしての伝統療法を謳うあまり、伝統療法を実践していればすべて良しとしてしまう傾向も否めない。ここではそれではいけないと言うことも教えている。

 腱引きは確かに優れた伝統療法の一つであるが、その本質は如何にそれを使うかであり、また、本来人間に備わっている治癒力のすばらしさを再認識することでもあるのだ。
医療者として襟を正し、日々の診療でもこのような心構えを忘れずにクライアントに対したいと肝に銘じている。
本当に素晴らしい施術である。

大阪ドクターK

最初は痛くて全く歩けなかった少女が、30分後にはギプスをはずし、自分の力で歩いている。
この映像を見て誰しも自分の目を疑ったことだろう。
しかし、これは紛れもない事実である。

少女はうれしくなって、前日に手術を強く勧められた整形外科医に報告に行った。
その医師は自分の目の前で少女が歩いていることを信じることが出来ず、その少女に向かって「貴女は洗脳されているから歩いているのだ!」と叫んだそうである。
気が動転したのは無理もない。
最新の画像診断装置で膝関節内の出血を確認し、手術以外に治療方法は無いと確信していたのだから。

しかし、誰もその医師を責める事は出来ない。
日本の医学部では、西洋医学が最高の医療だと教育されているのだから。
おそらく、洗脳されていたのは自分だったと気が付く医師はわずかだろう。

1か月後、少女は順調に回復し、元気にバレーボールを続けていた。
もしも、あの時手術を受けていたら、復帰できたとしても半年以上はかかったはずである。
青春の貴重な時間は二度と戻って来ない。
まさに天国と地獄の差である。

腱引き療法―――現代人から見るとまさに奇跡である。
しかし、これは外国からやって来た最新の医術でも魔法でもない。
戦国時代から続いている、歴とした日本の伝統療法だと聞いて、誰しも耳を疑うであろう。
惜しむらくは明治政府が法律で西洋医学以外を禁止したため、多くの伝統療法が殆ど絶滅寸前にまで追い込まれてしまったのだ。

この貴重な映像からは沢山のことを学ぶことが出来る。
まず、外傷による痛みの原因は炎症ではないということである。
骨折、捻挫を含め外傷の治療は安静、冷却、圧迫、挙上が最善という西洋医学の原則は根本から見直さなければならないのは言うまでもない。

次に、人体の自己治癒能力の素晴らしさである。
病気は施術者が一方的に治すのではない。
施術者はクライアントの修復能力を引き出す手伝いをするだけなのだ。
施術者とクライアントが一体となり、一緒に診断し、お互いに施術の効果を確認し、一緒に不具合を改善していくという共同作業により、的確な治療が可能になる。
その結果、副作用無く、お互いに負担を掛けずに短時間で改善することが出来るのだ。
このDVDでは、その一部始終を余すところなく見ることが出来る。
そして、重要なポイント毎に3D画像や動画などで懇切丁寧に解説されているのは大変ありがたい。

投薬、手術、冷湿布などが治療の中心だと思いこんでいる方にとっては目から鱗が何枚も落ちることだろう。
医師が手を掛ければ掛けるほど却って治癒を遅らせ、別の病気を作り、肉体的、心理的、経済的に負担を掛けることになるのである。
残念だが、これが日本の医療の実態なのだ。

多くの西洋医学の医師は耳が痛いであろう。
直ぐには受け入れ難いかも知れない。
しかし、医療費が年々膨張を続けている今、本当の医療とは何か、全国民が真剣に考え直す時期に来ているのではないだろうか?

このDVDは、特に医療に携わる人には是非見て欲しい。
おそらく殆どの人にとって、今まで固守してきた信念体系が崩れ、人生観が変わるであろう。

腱引きに出会えた人は幸せである。
目の前の事実から目を背けず、勇気を持って受け入れれば、その先に素晴らしい未来が約束されているのだから。

腱引き、それは日本だけでなく人類共有の財産である。
この奇跡の伝統療法が世界に拡がり、一刻も早く病気のない平和な世界が訪れることを心から願って止まない。

日本内科学会認定医
日本東洋医学会専門医
日本テレセラピー研究会会長
医学博士  堀田忠弘

筋整流法による
前十字靭帯損傷の施術に治療の神髄をみることができる

バレーボールの練習中に負傷した少女が前十字靱帯断裂という診断のもとにギブスで左膝を固定され、二人のコーチに支えられて運び込まれた。
彼女に問いかけると、「支えられたとき、膝がガクガクする」という。
たったこれだけの情報からギブスによって固定された膝が動くのは、断裂ではなく、
腓骨付着部の各種靭帯が損傷されていることによって
腓骨の安定性が失われているだけ、と看破することから始まる技には目を見張るものがあります。
レントゲン、CT,MRI検査では、大きな異常は見つけ出すことはできても、
僅かな筋肉・靭帯・筋膜・骨などの損傷や歪みの方向、
さらには骨・筋肉・靭帯間のダイナミックな関係ついては知ることはできません。

筋整流法の徒手検査によって筋肉一つ一つを念頭に置いて、動かしたり、軽く捩じったり、
歩行してもらったりしながら動きの中でどこに問題があるのか見つけていく技は、
治療の原則(原因を見つけて正確に対処する)であり、驚きとともに深く納得できるものばかりです。
損傷部位を正確に特定し、素早く、優しく、繊細に、刹那の技を駆使していく、
かつ相手を安心させる会話を交えながらの施術はまさに治療の神髄です。

物理的な技だけでなく、微妙な変化をも感知する繊細な感性と、
相手への深い思いやりの心が根底にあることが、とても安心・信頼できるところでもあります。
筋整流法の技が多くの人によって引き継がれ、発展していくことを願うものです。

徳島大学総合科学部環境共生学
大橋 眞

筋整流法的診断法
「前十字靱帯損傷」

 西洋医学による診断は画像に頼る傾向があり、
画像に捉えられない問題点は軽視されがちである。
治療もギブスによる固定という、事実上の放置療法である。 
これに対して、筋整流法では関節の構造から、
理論に基づいて仮説を立てながら、問題の部位を特定したうえで、
施術を実施している。

施術対象者との緊密なコミュニケーションが、
診断を進める上での重要なポイントとしている点も興味深い。
さらに、治療的経緯を見ることにより、仮説の正しさを検証している。
神経経路を含めた痛みの発生要因、局所での免疫応答、
施術効果の仮説を広げていくことによるさらなる展開が期待されよう。
筋整流法的診断法と施術の理論と実勢を理解する上で大変役に立つと思われる。