『評判がいいと聞いていて行ってみたが、なかなかよくならない』
あそこは腕がいいと評判を聞いて行ってみたが、実際にかかってみると、
効果が感じられないという話を聞くことがあります。

よく話を聞いてみると、効果があったという人でも、
十回通ったら直ったというような話だったりします。

例えば、ギックリ腰でも十回通ったらよくなるのは当たり前だと考えて下さい。
本人の自然治癒力で、十回も通っているうちに、勝手に改善が進んでいきます。
それは施術師の力というよりも、患者さん本人の力といえるものです。
ぎっくり腰であれば、すぐに施術ができれば、15分程度で改善します。
それは、本来腰の曲げ伸ばしをする腱が、
無理な姿勢と力のかかり具合から外れてしまい、
腰が伸ばせなくなってしまっているだけだからです。
こういった場合は、外れた腱を元の場所に戻してやるだけで、痛みはなくなります。
5回も10回も通ったが、
なかなかよくならないというのは、施術の方法が悪いといわざるを得ません。


『その場は、気持ちいいがすぐに戻ってしまう』

多くの整体師が腱引きを習いに来ています。
それは、腱引きと、整体が根本的に施術をする方向が違うためです。
整体はもみほぐしていく方法をとります。
もみほぐしは、その場では痛みのために緊張がかかり、
堅くなってしまっている筋肉が柔らかくします。その場では軽くなった感じがしますが、
筋肉を硬くする原因となっている腱については何の施術を行っていないために、
時間が経ってくると、痛みが戻ってしまいます。

これが、その場はよくなるのに、また戻ってしまう原因です。
けん引きは、痛みの原因を腱のねじれや歪みと考えています。
その歪みやねじれによって、筋肉に無理がかかって、
それ以上動かすと切れてしまうという危険信号を出して教えてくれます。
それが、筋肉を緊張させる痛みです。
筋肉を柔らかくしても、
腱を元の位置に戻してあげなければ、症状の根本的な改善とはなりません。

『毎回同じ治療の繰り返しで、本当に調子の悪いところを治療してくれない』

整体などの施術時間は長いものです。三十分以上かかります。
この三十分の施術は、体の基本的な調整のようなものと考えて下さい。

そして、終わった後で、
まだここに痛みが残っているというようなことを患者さんがいったとしても、
じゃあそこは次回にやりましょう、ということになってしまいます。
これでは、施術師も疲れますし、患者さんの負担も少なくありません。
整体の施術手順で、一人にかける時間は三十分かかってしまうのです。

それ以上に一つ一つの症状に対して施術を行うようにしていては、
時間がかかりすぎてしまいます。
ここから経済の計算になります。
時間がかかりすぎると、一日に見る患者さんの数が減ってしまい、収入が減ってしまいます。
通い続けてくれる患者さんが一番のいいお客さんなのです。

腱引きの施術は短時間です。

問題のある箇所に対してピンポイントで施術をすることで、
効果も高くなりますし、患者さんの負担も少なくすることができます。

 

 

 

 

効果を上げると、確実に口コミでお客さんが増えていきます。
しかも、一人に対する施術時間は短いので、たくさんの人に施術することができます。
時間がかかれば、予約を取ろうとしても来週まで埋まっていることがよくあります。
しかし、痛みは来週まで待ってくれません。結局は他院に行ってしまいます。

 

 

 

筋整流法集中合宿は約1ヵ月半で、
腱引き師認定までの全カリキュラムを受講できます。

卒業後、道場を開き開業も可能です。

開催場所は現在、本部研修所(静岡県富士市)です。
期間・資格に合わせてセパレート受講も可能です。
詳細につきましては筋整流法事務局までお問い合わせください。

いままで、全く手技療法(カイロプラテック・整体等)の
経験のない方でも安心して受講できます。