東京都 30代 女性 M・H

無事に全員基本二級の試験を終えてほっとしております。
今回の研修は最低人数の4名の参加ということで、寂しいような、ほっとしているような。
これまで趣味のように受けてきていた鍼やアーユルヴェーダの経験からくる記憶が、
講義や実技練習にて理論づけされていくのは日々とても楽しいです。
まだまだ序の口にも入らないレベルの内容と思いますので、気を引き締めて来週も学ばせていただきます。

サポート腱引き師の先生方が皆さんボランティアということで、とても驚きました。
そのため、来週からの先生も遠藤先生以外はまだはっきりしないとのこと。
色々とご事情があるのかとは思いますが、その辺りの支援が協会からもう少しだけでも手厚くならないものかと思いました。
検体不足は研修生にも先生方のお体にも負担が大きそうですので、
もし今後機会があれば、自分もなるべく検体として参加したいと思います。

また、三日目の講義が大橋名誉教授の講義に変更となりましたが、
その際にカットされた部分の引継ぎや補填がとても雑に感じました。
サポート腱引き師の皆様の戸惑いも伝わり、研修生も不安な空気になっていたように思います。
講義内容が都度変更になるのは承知しておりますが、教えていただくこと自体を省略されるのは少々違うのではと感じました。

歓迎会のお料理がものすごく美味しくて驚きました。
普段あまりまともに食事をしないのですが、皆さんの楽しく召し上がるところを見ていると、
美味しく、楽しい食事というものも、療法のひとつなのだなと感じました。
小口先生からいただいた素敵な桜の写真集もとてもうれしかったです。
疲れたり不安になったときは見返そうと思います。

千葉県 20代 女性 M・S

私が腱引きを学ぼうと思ったのは、自分が慢性的な腰痛・頭痛を改善したいと思って受けた施術で、腰痛や頭痛だけでなく、今まで普通だと思っていた呼吸の浅さや姿勢など、全身の不調を一気に改善していただき、こんなに素晴らしい技があまり知られていないなんてもったいない!と驚き、多くの方に知っていただきたい、広めたいと思ったのがきっかけです。整体などの知識は全くなく完全なる初心者なので、不安もありますが、頑張ります。日記形式でレポートしたいと思います。

初日 異常なまでに緊張していましたが、先生方が暖かく迎えて下さり、研修生の皆さんも気さくで優しくて、安心しました。初日から実際に腰の腱の位置を触って確認しましたが、人によっては全く位置を掴めず、触る時の自分の指の形も姿勢も悪く、こんなことで大丈夫かな…と半泣き状態で帰宅しました。焦るけどこれから頑張っていきたいと思います。

2日目 腰の腱にプラスして、指、腕の腱の位置を学びました。腰の腱の位置が昨日より少しわかるようになってきて嬉しかったです。他の人の押し方から良し悪しを学ぶようにと教わりましたが、研修生の圧迫・押しと先輩方のそれが、押す場所は同じはずなのに、心地よさが異なる事に驚きました。自分の軽圧迫や腱の位置確認がぎこちない動きであることは自覚しているので、自分が押しているのを自分で受けて確認できたらいいのにと思いました。まだ恐々触っていたり、自信なさげなのも良くない一因だと思うため、知識を付けて自信を持って施術できるようになりたいと思います。

3日目 腕・肩の実技が増えて、触る場所や手順など、覚えることが多くなったので混乱しましたが、先輩方が施術する際に心掛けている感覚やコツなどを丁寧に、実際に触れながら教えて下さったため自分の指でも感覚を掴みやすく、早く覚える事が出来ました。日々色々な先輩方や先生が教えて下さりますが、自信が無く不安になりながら手探りで習得している中、皆さん気さくに手厚いご指導をして下さり、感動しました。休憩時間にお茶やお菓子をいただきながら、先輩方や研修生の皆さんと雑談する時間がとても癒しになっていて、適度にリラックスでき、次の講義に集中するための良い息抜きができています。明日は試験ですが、とりあえず“手順をしっかりと“を心掛けて臨みたいと思います。

4日目 早くも初めてのテストがありました。今回は実習生が少なくサポートに来てくださった先輩方が多かったためマンツーマンで実技の指導をして頂ける時間が多く、直前まで練習出来たため、不安な箇所がほとんどなくなった状態でテストに臨むことができました。それでも緊張してしまい、一連の流れを覚えている筈なのに、やるべき手順を踏めているかわからなくなりながら必死にテストを終えました。結果として全員合格でき、ホッとしました。その後、先輩方の施術を受けさせて頂き、力加減の違いや受ける側の感覚の違いを体験しました。まだまだ私がお客様に施術するまでの道のりは遠いですが、先輩方の技から学びを得られる貴重な機会を頂きました。

 

岩手県 30代 女性 I・H

初日のオリエンテーション、自己紹介ではなく他己紹介で相手のことを紹介しました。
現場に出ても相手の痛みを聞き出すこと、理解しようとすることは大切だと教えてもらいました。
緊張で話を引き出すのに苦労しましたが、研修生同士の距離が縮まりいいスタートがきれたと思います。
腰の腱の位置の確認は曖昧な感じでした。
ひたすら繰り返し身体を触らせてもらって終わりました。

2日目、腰の腱は繰り返すうちに指先でわかるようになってきました。
指の腱出し、総指伸筋はわからずに探っているとどんどん力が強くなり焦りも出てきましたが、少しずつできるようになりました。

3日目、肩甲骨の調整と僧帽筋の腱出しは難しかったです。
自分の身体の使い方、手の使い方など考えることが多く、一つずつ確認しながら行いました。
先生の手の使い方やアドバイスを自分のものにできるように考えながらやるようになりました。

4日目、基本施術二級の試験でした。
一通りの流れを何度も練習して試験に臨みました。
無事に合格しましたが、まだ苦手なことが多く今後も練習を頑張ります。

合宿中に講演会があったこともあり、いつもより多くの先生がサポートに入ってくださっていると伺いました。
たくさんのアドバイスをいただけて嬉しかったです。
色々な先生の腱引きを受けれてとても勉強になりました。
ありがとうございました。
研修生同士もどんどん仲良くなり、毎日楽しく勉強できています。
二週目も精一杯頑張りますので、ご指導よろしくお願いします。

広島県 30代 男性 O・T
  • 10/4(月)
    【講義】オリエンテーション(サポート腱引き師の紹介、他己紹介)、腱引き療法とは、筋整流法とは、基本施術2級について

    【実技】腰の腱の位置

    【感想】合宿初日、かなり緊張しながら本部研修所へ行きました。今回の31期は、全部で5名(内1名は診断師コースからのセパレート)で、5名の内男性は私1人。最初に聞いた時、かなり動揺しましたが、向かうべき目標は皆同じなので、同期のメンバーで協力しながら頑張ろうと思います。
    初日から早速実技も行われ、腰の腱の位置確認からスタートしました。しかし、位置が全く分からず大汗をかきながら、サポート腱引き師の先生に何度も教えていただきました。指先の感覚がまだ鈍いため、「そこに窪みがあるでしょ」や「そこの山を越えて」と言われてもなかなか位置を掴むことができずに初日は終了。緊張していたため、あっという間の1日でした。
    小口先生をはじめ、サポート腱引き師の先生方、事務局の柏田さんから色々声をかけていただき、すぐに緊張もほぐれました。今日からの2ヶ月間を充実したものにできるよう、頑張りたいと思います。

    ●10/5(火)
    【講義】腰の構造について、腕の構造について

    【実技】腰の腱の位置の復習、指の腱出し、手首・総指伸筋の調整

    【感想】合宿2日目、腰の腱の位置を何度も練習し、徐々に感覚をつかむことができました。指の腱出しでは、初めて腱を引きました。強さや手の置き方によって、腱を捉えられないことがあり、また、人によって腱の出方も異なるので、とても難しいと思いました。とにかく、繰り返し練習あるのみと感じました。
    この日の夜は、我々のために歓迎会を開いていただきました。小口先生の美味しい料理や美味しいお酒を満喫しました。
  • 10/6(水)
    【講義】肩の構造について、講演会

    【実技】三角筋の調整、肩甲骨はがし、僧帽筋の腱出し

    【感想】午前中の小口先生の講義の中で、「知ることを知る。」このことが重要であると言われていました。今、自分が何を知っていて、何を知らないかを知ることはとても難しいと思います。腱引きや解剖学について、これから勉強し、知ることが増えることで、知らないことも増え、更に勉強をする、これを繰り返すことで腱引きの知識を増やしていきたいと思います。
    この日は、午前中に講演会が行われることもあり、各地の腱引き師の先生方が多く来られており、朝から緊張しておりました。講演会後も合宿のサポートをしていただき、肩まわりの調整を丁寧に教えていただきました。この日の最後には、2級試験へ向けた通しの練習も実施し、「大丈夫、これなら問題なく合格」と言っていただき、大きな自信となりました。繰り返し練習をすることで、腱の位置や捉え方が少しずつではありますが分かりました。
    翌日の試験へ向け、家でもしっかりと復習を行いました。


    ●10/7(木)
    【講義】なし

    【実技】基本2級施術の復習および試験、基本1級施術の体験

    【感想】第1週の最終日、いよいよ2級試験のこの日、いつもより家を早めに出たのですが、乗る予定の高速バスが全く来ず。事故で高速道路が通行止になり、バスが遅れていることが分かり、慌てて本部事務局に電話をしました。タクシーで行こうと思いましたが、遠藤先生が迎えに来てくださるとのこと。30分遅刻の上、迎えに来ていただき、ありがとうございました。そして、申し訳ありませんでした。
    午後の試験までは、繰り返し練習を実施しました。途中腱の位置が分からなくなることがあり、試験本番だったらどうしようと不安になりましたが、先生方に指の置き方や力の入れ具合などのアドバイスをいただくことで不安は解消されました。
    いざ試験が始まるとあっという間に終わり、結果が出るまで同期とそわそわしておりましたが、全員無事に合格。
    基本2級の試験を合格したことで一つの自信になりました。
    まだまだ知らない事が多いので、「知ることを知る」ことで、知識を深めて行きたいと思います。

    最後に、お忙しい中、各地から駆けつけていただきましたサポート腱引き師の先生方、本当にありがとうございました。