東京都 30代 女性 M・H

基本上級試験に無事合格できました。
今週はテストまでの時間が短すぎてこれまでにはない緊張感がありましたが、
どうにか合格出来てよかったです。

試験後、ずっとついててくださっているサポート腱引き師の方に、
今期の人たちはとても素直に話を聞いて実践してくれると言っていただきました。
アドバイスいただいてもなかなか実践できないことに苦しい思いをしていましたが、
その言葉で少し肩の力が抜けたように感じます。
考えてみれば、素直に話を聞けることと実践出来る出来ないというのは違う問題であり、
まずは素直に話を聞けるという長所があるということについて、自分を褒めてあげたいと思いました。
この合宿期間は、改めて自分の癖や性格と向き合うことがとても多く、
予想外に自らの人生の振り返りをしているような気持ちになっています。

小口先生はとても気さくで暖かな方で、
私たちのような小童ども(先生から見たら30代も小童ですよね?)のいたずらめいた声かけにも毎度ユーモアたっぷりに返してくださり、研修所の空気はいつも朗らかで楽しいです。
毎日の練習が全く苦にならず、更に更にとのめりこめるのは、その空気があるからこそだと思っております。
いつも失礼な口を聞いて申し訳ありません。ここでひっそり謝ります。そしてありがとうございます。

色々と悔しい気持ちも残しつつ、ひとます前期が終了しました。
後期開始までの10日間、ゆっくり休みつつ、教わったことを忘れないように精進いたします。

千葉県 20代 女性 M・S

今週は基本施術のうち、腰・臀部・足・腕肩周り・首・頭部と、全身の施術を通しで行えるように学びました。先週の段階でも扱う箇所が増えて覚えるのに精一杯でしたが、全身となると手順を記憶するのにまず苦労しました。習得する順番と施術する順番が異なるため、これまでのテストで行った手順を忘れて正しい手順を覚え直す必要があり混乱してしまったため、前回までのような自信がないままテストに臨みました。
 また、手順だけでなく施術の精度も評価基準に含まれるとのことでしたが、手順を覚えることで精一杯でした。練習の時、精度にかかわる重要な意識すべき点を指摘していただいたり、自分がこれまでの段階で曖昧なまま進んできてしまった箇所や、力加減についての課題をテスト前に発見し、なぜもっと前からその課題を解決しておかなかったのかと後悔しました。そうして精度に関してはあまり意識できないままテストを受けることになってしまいました。
 テストには結果としては合格しましたが、特に精度に関して課題の多く残る納得のいかない出来で、悔しい思いをしました。私は全くの未経験者なので人体の知識も乏しい上に、どのように触れたら相手が不快にならず、心地よい施術になるかなども心得ていないため恐々触れるようになってしまい、結果として腱に正しく作用できないことが課題です。
 先生方から、各症状に特化した技も学ぶべきだけれど、基本施術が何よりも大切だと教えていただいたことが印象に残っています。来月頭までお休みをいただける間、基本施術の手順はもちろん、精度を上げるために教えていただいたポイントをしっかりと復習したいと思います。また、今後の座学で理解を深めやすいよう、骨・筋肉の場所や名前、はたらきなどを少しでも学び、後期に備えたいと思います。

 

岩手県 30代 女性 I・H

今週は足の標準施術を勉強し、基本施術の全てを行いました。

足の巻きの手の運び、触り方が特に難しかったです。
今までの流れに足の施術が入ると手順を覚えるのに苦労しました。

今までの施術も精度を上げなければいけなかったので、特に今週は気持ちに余裕がなかったように思います。
先生方が分からないところを丁寧に教えてくださったので、なんとか形になり試験に臨むことができました。
結果は合格でしたが精度のところで注意があったのでもっと練習をしたいと思います。

基本施術は腱引き師が共通してできるもので、一番大切であることを試験後に教えていただきました。
実際に腱引きをする様になって困った時は必ず基本施術を丁寧にやると言っていました。

これから奥義などを習っていきますが、今回の話を忘れずに基本施術の精度を上げて土台を固めていきたいと思います。

試験後は小口先生がお料理を作ってくれてお疲れ様会をしてくださいました。
全部手作りでとても手が込んでいて美味しかったです。
先生達といろいろな話ができて貴重な時間を過ごせました。

11月からは診断士の勉強になり講義がどんどん難しくなるそうなので、休み中に解剖学などの勉強をしたいと思います。

広島県 30代 男性 O・T
  • ●10/18(月)
    【講義】基本施術上級について

    【実技】足の開き確認、足の巻きの調整、足の裏側を分ける調整、足底筋の調整

    【感想】合宿9日目、週末に行われた小口先生の個人セッションの紹介が行われました。腱引き療法において、ギックリ腰などは一撃改善で体の状態がよくなりますが、病状によっては難しいものもあることを知りました。そのような状態でも、腱引きによって一時良くなるものを二時、三時と増やしていくことで少しずつ改善させることも重要であることを学びました。
     先週までに基本施術を終え、今週は下肢の標準施術を学びました。膝裏の足底筋の腱出しは、腱の位置を特定するのが難しかったです。すぐ横に動脈や神経があり、そこを引くと痛みが大きいため、注意したいと思いました。上級試験まではあと2日しかないので、足の調整を早く覚えたいと思います。

    ●10/19(火)
    【講義】膝から下の調整について

    【実技】膝の調整、くるぶし周辺の調整、骨間筋の調整、足裏の調整、足関節の調整

    【感想】合宿10日目、午前中で下肢の標準施術を全て習い、下肢のみの通し練習を行いました。一つ一つの施術で手の位置や圧のかけ方によって、痛みがあったり、しっかり伸びていなかったりすることがあり、精度を意識しながら練習を行いました。精度を上げることで受け側の負担だけでなく、施術側の負担も減らすことができることを知りました。
     午後からは全身の通し練習を実施しました。練習の中で、悩む箇所があれば、小口先生をはじめサポートの先生方が丁寧に説明を行ってくれるため、とても分かりやすく勉強になりました。たまに悩むと深みにはまってしまい抜け出せなくなることもありましたが、まずは明日の上級施術師試験を突破できるよう、しっかり復習をしたいと思います。

    ●10/20(水)
    【講義】なし

    【実技】基本上級施術の復習および試験

    【感想】合宿11日目、合宿前半の最終日、基本上級施術師の試験が行われました。
    朝から上級試験である基本施術と足の標準施術の通しの練習を行いました。施術の流れは、繰り返しの練習を行うことで覚えることができ、精度を上げるための細かい箇所を遠藤先生や岡田先生より指導していただきました。
     午後からすぐに上級施術師試験が行われました。研修生全員、緊張の中試験を受けました。試験では、緊張からなのかいつもできていた腱が引けなかったり、腱出しがあまくなったりする箇所がありましたが、無事に合格することができました。試験後に指摘された箇所をすぐに復習し、今後の施術に活かしたいと思います。まだまだ精度の低いところが多いと思いますので、今後も小口先生をはじめサポートの先生方にどんどんお聞きして、施術の精度を上げれるよう精進したいと思います。
     夜は、合宿前期のお疲れ様会を開いていただきました。小口先生によるフランス料理のフルコース。美味しい料理とワインで楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。
     次からは、診断師コースになりさらに多くの情報を頭に入れていかなければなりません。少しお休みがありますので、しっかり基本施術の復習とリフレッシュを行い、合宿の後半も頑張りたいと思います。