東京都 30代 女性 M・H

後期が始まりました。
今週は、前半はひたすら座学で言葉についていくのに精一杯の時間を過ごし、
後半はグループ診断で打ちのめされ続け…というところで終了しました。
まず筋肉の相関関係が全然覚えられていないのが致命的です。
元々体を触る関連のお仕事をしていた方たちですら苦戦しているところを見ると、
我々完全な素人が呆然とするのもやや致し方なしか?と思いますが(諦めではないです)、
例えば最初に授業で解剖学を少しでも入れていただければ、
もう少し授業内容も取りこぼさずにいけるのではないかと思ったりもしました。

グループ診断初日は、突然放り出された感じがあって全員が戸惑いすぎた結果、
サポート腱引き師の方に八つ当たりのような逆ギレのような空気になってしまったのは、
思い出すとちょっと笑えてきますが本当に申し訳ありません。
へこたれて帰宅してから30期のレポートを読み、
そちらでもこの週は皆さん戸惑い打ちのめされている様子がうかがえたので、
32期の皆さんもいつかこのレポートを読んで、みんな一緒だと思ってもらえればと思います。
頑張ります。

千葉県 20代 女性 M・S

今週は、診断師コースの第一週が始まりました。視覚診断、接触診断で腱体の不調箇所を観察→グループ内で意見を出し合って症状を仮定→視覚・接触診断で仮定した不調箇所について普段の生活で感じる痛みや自覚症状などを腱体から聴取→改めて腱体に合わせた治療方法や重点的に施術すべき箇所を特定、といった流れで診断し、実際に施術する際には重点的に改善すべき箇所をこれまでより意識した施術を行いました。

身体アライメントの見方はある程度感覚的・視覚的に理解しやすいと感じましたが、骨や筋肉の名称、その働きや動きの理解が不十分だったため、悪いであろう部位はわかっても、なぜそうなっているのかが理解できていなかったり、グループ内で意見を出し合う際にうまく伝えられず、悔しい思いをしました。回数を重ねるうち、同期の皆さんが共有してくださる診断の着眼点から学び、少しずつ見方がわかってきました。実際に診断結果を元にして注意すべきポイントをおさえて施術をすると、腱体をしてくださった同期の方の不調を見た目にわかるほどに改善する事ができました。まだ基本施術しかできない状態でも腱体の症状に合わせて施術することでここまで改善にアプローチできる事に感動し、基本施術の重要さに改めて気付きました。

また、認知症患者の方に対する介護時の接し方、ユマニチュードについてのVTRから、人は他者から人間らしく接してもらうことで人としての尊厳が保たれ、生きる気力や喜びを感じるということを学びました。接し方一つでも、相手の心を開き、心地の良いコミュニケーションになっていくこと、施術する際のやりとりにも繋がる、目から鱗なヒントを頂きました。

合宿中常に不安を抱え、できないことの悔しさばかりに目を向けていたため、自分の気持ちの事でいっぱいになってしまい同期の皆さんや先生の前で悔しい感情を露にしてしまって迷惑をかけてしまいました。そんな私にも、同期の皆さんや先生方は突き放すことなく支えて下さり、私が直していくべき所を指摘してくださいました。皆さんの学びにいらしている場を混乱させてしまったにも関わらずあたたかく鼓舞してくださって、自身の情けなさを感じながら、本当に有り難いことだと思いました。反省し、これからの学習姿勢の見直しや人と関わるために必要な勉強もしなければと、目が覚めるような思いです。腱引きの勉強に来ていますが、半人前の私にとって、人生に必要な様々な事を学ばせて頂く場にもなっています。この合宿に参加できて、先生方や同期の皆さんに出会えて本当に嬉しいです。この気持ちと感謝をずっと持ち続けて、これからも頑張っていきたいと思います。

 

岩手県 30代 女性 I・H

今週から診断士コースが始まりました。
講義がどんどん難しくなってきて余裕がなくなって来ました。
小口先生の話をメモするのに必死で、なかなか講義だけで理解するのが難しいです。
今までの講義の内容が線でつながるように週末は勉強しようと思います。

週の後半のグループ診断は研修生が検体となって行いました。
左右差や関節の動きから身体がどのような状態になっているか想像しながら行いました。
お互いに見た情報をすり合わせて実際に基本施術を行うとびっくりするほど状態が良くなり、診断の大切さ、基本施術の奥深さを体感できました。
検体として自分の知らなかった身体の癖を知ることができましたし、身体を触られているときの患者さんの気持ちなどがわかり勉強になりました。

週の半ばには伝承者の三本菅先生が来てくださいました。
沢山の人を診てきた先生の施術はとても理にかなっていて驚くことばかりでした。
知識量、観察する目、腱引きの技術、早く先生方に近づけるように一つずつ積み重ねてやっていきたいと思います。

今週は一人一人の腱引き師さんの経験からくる知識、施術の際のポイントを聞ける機会が多く、とても勉強になりました。
今は理解ができなくても、これから沢山の人の施術と向き合う際、ヒントとなることが沢山あると思います。
一人一人体格差があるので、全ての施術のポイントを自分はこうやってるからと否定することなく、全てを自分の糧にして自分の頭、身体を最大限に使った施術を極めていきたいと感じました。

広島県 30代 男性 O・T
  • 11/1(月)

    【講義】痛みについて、身体アライメント
    【実技】基本施術の練習
    【感想】合宿12日目、10日間の休みを経て、後半戦のスタート、診断師コースに入りました。座学がメインになり、難しい単語ばかりでついて行くのに必死です。実際にはついて行けません。1日2日で覚えることは無理なので、少しずつ理解できるものを増やして行こうと思います。診断師コースの学科テストが不安です。

    11/2(火)
    【講義】筋肉について、関節について、腰痛の分析、肩の診断と施術
    【実技】基本施術の練習
    【感想】合宿13日目、診断師コース2日目にして頭が追いつきません。パニックです。

     小口先生から「関節や筋肉の構造の原理を理解していないと、治すことができない」と仰られていました。確かに、解剖学や発生学の筋肉、骨、関節、神経などの構造がわからないと、施術する際、アプローチすべき場所が断定できないと思います。診断する時や施術する時に、正しい判断ができるためにも、身体の構造の知識を増やしたいと思います。

     また、診断師コースにおいても、基本施術の練習を繰り返し行いました。磯村先生から細かい施術方法を教えていただき、大変勉強になりました。患者のことだけでなく、施術者自身も効率的な動きや楽な姿勢で行うことの重要性を学ぶ事ができました。指摘された事を実践できるようにしたいと思います。

    11/3(水)
    【講義】素粒子理論、振動について、数字で実証する腱引き療法、脳神経について、聴覚と平衡感覚のしくみ、診断と決断
    【実技】基本施術の練習
    【感想】合宿14日目、素粒子や振動の話があり、高校の物理の授業を思い出しました。腱引き療法は、様々な研究を重ね、数値からも改善率が示されており、改めて凄いなと思いました。その中でも、基本施術を行うことで血液などの数値が改善されており、基本施術の重要性を感じました。

     この日は、伝承者の三本菅先生から基本施術の細かい指導をいただきました。またさらに基本施術の精度を上げることができたなと思いました。三本菅先生も磯村先生と同様に、施術者自身に負担がかからない施術(省エネ施術)を心掛けるようにと言われました。今回教えていただいた内容を自分のものに出来るようにしたいと思います。

    11/4(木)
    【講義】身体アライメント、グループ診断について
    【実技】グループ診断、基本施術の練習
    【感想】合宿15日目、今日からグループ診断が始まりました。1回目の診断では、どこをどう見ればよいのか、どこに左右差があるのかなど、分からないことが多すぎ、研修生全員が戸惑っていました。診断の進め方を簡単にでも教えていただけると、もう少しスムーズに進める事ができたかなと思いました。

     2回目の診断からは、要領を少し得たので、1回目の視覚診断より短い時間で行えたと思います。視覚診断は、とても難しく左右差や前後の差など、分からないところが多く、他の人とのすり合わせで自分が気づいていない事が多かったです。目で視る難しさを感じました。

    11/5(金)
    【講義】ユマニチュードについて
    【実技】グループ診断、基本施術の練習
    【感想】合宿16日目、今日もグループ診断でした。昨日は、視覚診断、聴取診断、接触診断全てに時間がかかり過ぎてしまっていたので、時間も意識しながら実施しました。視覚診断のポイントも少しずつ掴め、聴取する前の段階で、どこが痛いのかや張りの大きい箇所を推定できたと思います。最終的に施術を行い、腱体者の痛みが取れたり、左右差がなくなるなどの改善までできました。昨日の1回目の診断から大きく成長できたと思います。

     また、最初に座学でユマニチュードについて学びました。小口先生の施術の映像を見ると、常に患者さんに寄り添い、優しい口調で話されており、そうすることで患者さんも安心し、小口先生(腱引き療法)を信頼されて改善率も上がるのだろうなと思いました。ユマニチュードの技術を自分が行う施術にも取り入れるように心掛けたいと思いました。

     

    静岡県 50代 女性 O・S

11月に入り診断師より講座に参加、参加できる喜びとやりたいという強い気持ちでのぞみました
得られた時間は自分の進む道としてこれ以上ない充実したものとなっていて、それも一緒に進む今期のメンバーの素晴らしさでした
お互いに支えて励まし、仲間として強い思いで一緒に進もうと叱咤し、背中を摩り、腱引き師になるんだと手を引き合える優しさを持った仲間です
私はこの出会いで更に思いを強く持ち、腱引き師として人の助けに、癒しになれるよう励もうと思います

今週の得られた事
 今週は前半で痛みについての講義
  痛みの詳しい説明をうけ、その中では施術相手の痛みを出来る限り取り除くために心掛けなければならないことを教えて頂きました

・診断で痛みや可動域を特定する
・その痛みは何か、原因は何で何から起きてどの動きどの強さで痛いのか、その痛みによってどんな事が日常生活に不具合を感じているのか等
・それらにより受けているストレスや痛みを取り除くためにアライメントを整える施術を心掛ける
・施術の効果を上げるために多くの知識と指先の鍛錬、相手に安心して受けてもらえるための声掛けや笑顔、施術の時には今出来うるもので真摯に向き合う
・しかし、しかし最大は!小口先生から最も頂いた知識+半端ではない雑学と多方面への実績と相手への愛あるツッコミを少しでも身につけて、愛ある施術師を目指すと共に話       術の必要性をひしひしと感じました! 人間力、キュートさ人を惹きつける力はいつかカケラでも身に付けたい自分には足りない。課題だ! そしてそれは受けてくれる人を明るい気持ちに出来る力で痛みを、辛さを話したくなり信頼を得るツールなのかもしれないと思います

 また、多くの先生方にも、幅広く知識や覚えていくべき事を指導して頂きましたありがとうございます

診断師コースは来週までです
今週行なった視覚診断、聴覚診断、接触診断では、1回目より全員でどうしたら良いかを悩み考え、誰彼構わず意見を出し合い2回目、3回目とやっていき、始めは身体の触り方、身体の見方、そのゆがみは何故だと考え、わかる人がリードをしながら筋肉の位置やつき方、やわらかさなどみんなと共有し合い確認し、最後にはみんなで施術後の考察し、施術の効果を今まで以上に感じることができました

  来週はこれらをふまえ、教えていただく授業内容と同時に実際の施術時間に近づけるために、施術時間を重視し、視覚診断は始めに運動指導のような動き程度で自分も施術対象にもどうなのかを確認し合い、施術をしながら痛みや日常の動きなど声掛けしながらスピーディに、30分を目標に意識をしていきたいと思います

ここまで受講した中で得られたものをまずは来週への足掛かりにして、より正しい診断の目を持てるよう今期の素晴らしい仲間と共に頑張りたいと思います