集中合宿第24期 レポート 第6週

6/11(月)~6/15(金)

東京都 50代 男性 D.Oさん

集中講座もいよいよ終盤。今週は奥義伝授と野外活動が予定されていた。

集中講座恒例の野外活動では、富士宮市にある高校のバスケットボール部の学生に腱体になってもらい、これまで習得した手技を使い、実際に施療した。高校内にある合宿所の広間にマットを敷き詰め、受講生全員が一斉に施療に励んだ。これまでは腱体といえば受講生がほとんどで、スポーツをしている10代を相手にしたのは今回が初めて。若いだけあって骨格がしっかりして、手触りが全く違っていたため、はじめはかなり戸惑った。

第一回(6月12日実施)

自分が担当した学生は4人。特に問題だったのは膝に水が溜まっているという学生。前に「異病同源」という言葉を先生からいただき、習った膝の施療法をそのままやって終えたのだが、どうも自分では納得がいかず、終わってからまた先生から教えを乞うことになった。あと、背中をはじめ、体全体の筋肉がかなり固くなっている学生。自分は整体もやっているが、ここではあくまで腱引きの技を使うことになっているので十分やって終えることはできなかった。集中講座終了後は整体と腱引きの両方をうまく使ってやっていければと思う。

翌日わかったのだが他の受講生が担当した学生は2人ずつのようで、ひとりひとりに時間をかけてやらなかったことが反省点として残った。

第二回(6月14日実施)

この日に担当したのは3人。一人は2週間前に足を捻挫したという。痛みはあまりないというが、しっかりと足の施療をした。

偶然であるが、膝に水が溜まっているという前回の学生を担当した。基本施療のあと、膝回りを施療し、前回よりは時間をかけてやれたが、簡単には一撃改善にはならなかったのではないか。

野外実習を終えて思ったことは、施療の際に患者とのコミュニケーションをしっかりととるべきであるということ。患部はもとより、既往症・日常生活の様子等いろいろなことを聞き出すことも大切である。施療中に次々に具合の悪いところを言ってきた学生もいたそうで、初めに少しでも多くのことを知っておくことで、どのような手を講じたらいいか特定しやすくなるのではないか。

追記

15日も講義があったのだが、自分の都合で帰京し休んでしまった。来週はいよいよ最後の週となるが、みんなより一日早く帰ることになっているので、残りの奥義の習得とこれまでの手技をより完成度の高いものにするためしっかりとやりたい。

神奈川県 40代 男性 S.Sさん

今週は延べ2日間に渡って、バスケ部に所属する高校生たちに腱引きをさせて頂きました。1人目の高校生を施術した直後に顧問の先生を施術したこともあり、短い時間内で年齢差のある腱・筋肉の状態を比較することが出来、大変勉強になりました。

また本部道場の2階でも、小口先生あてに来られた患者さんの施術をさせて頂きました。前方・側方・後方の全方位への腕上げに対し痛みのある四十肩・五十肩と思われる症状で、前方への腕上げはすぐに改善がみられましたが、側方・後方への腕上げには時間をかけてもなかなか大幅な改善がみられませんでした。大・小円筋を含めた三頭筋長頭へのアプローチで改善が図れるだろうと推測を立てたものの、すでに痛みがある方に対し、腱引きによって更なる痛みを与えるという行為に躊躇している自分がいることに気付きました。痛みを伴う施術を我慢してもらっても全く症状に改善がみられなかった時、一度スタート地点に戻って他の推測を立てることが出来ないという力量不足に対する不安があったからなのかもしれません。又は、その施術によって痛みが改善される仕組みをどこか根っこの部分では信じ切れていない自分がいたからかもしれません。いずれにしても、今の自分がやるべきことを浮き彫りにしてくれた有り難い経験となりました。

週末自宅に帰る度に、6歳児の子供を腱体にして基本施術の練習をしていますが、最近ではそのお礼にと子供が私の腰の腱を引いてくれるようになりました。1・2本目の腰の腱位置の見つけ方は正確で早く、習い始め当初の私よりも断然上手で驚かされます。また携帯アプリの3D解剖図で身体の各部位をスクリーンショットして、部位毎に「ごしごし(たぶん擦りのこと)」「くいくい(たぶん腱引きのこと)」「おす(たぶん天窓押し)」などの文字入れをした画像を突然見せられ、今から腱引きを覚えたら末恐ろしいなと思い、ついつい笑ってしまいました。

2ヶ月弱に及ぶ合宿も残り最後の1週間となりましたが、合宿でしか得られない知識や経験を最後までたくさん学んでいきたいと思います。

熊本県 40代 男性 A.Dさん

第六週目は引き続き、奥義伝授です。

さらに奥義の数も増え、様々な症状に対しての応用技も教えて頂けました。

ほぼ全ての病状に対応できる腱引きは、くどい様ですが凄いです。「異病同治」を実感できました。

思えば合宿が始まってからずっと驚きっぱなしでしたから、時間の流れが早く感じられ、充実した毎日を過ごさせてもらっています。

 

実習では、富士宮東高校に行き、男子バスケ部の生徒さんを施術させて頂きました。

計二回の予定が組まれ、一回目はあまり手応えを感じられず少し悔しさが残りました。

二回目の訪問では、捻挫をした生徒さんが来られました。「さすり」等のできることをしたつもりでしたが、最終的には寺内先生の助けを乞い改善することが出来ました。

寺内先生の触診即診断といえる考え方、繊細な腱引きはとても勉強になりました。

二人目は腰痛、首痛の生徒さんでした。基本施術後に黄靭帯の調整をし、前の日に習った「兜上げ」で改善できました。

まだまだ甘い昨日習った技で改善するなんて、技の凄さが実証されたと思います。

何とも言えない喜びと、少しずつでも自身に繋がるものを感じました。

ただ本部道場でも同じ事ですが、初めて会う人に施術をするにあたり、コミュニケーションがうまく取れない難しさを感じています。

施術とコミュニケーションのバランスもうまくとり、様々な要素、例えばバスケに関する知識なども交えて会話できたら、また違っただろうなと思います。

情報収集のアンテナを広げることの必要性を感じました。

 

来週はいよいよ最終週です。

一抹の寂しさも感じますが、残りの期間を24期生一丸となって楽しく乗り越えたいと思います。

追伸

宮崎からマダム・カズコさんが来られました。体の痛みも無くなって帰られました。

「冷や汁」美味しくて食べ過ぎました。ありがとうございました。

冷や汁最高!フー👍💕

鹿児島県 40代 男性 K.Sさん

今週は様々な技を習いました。かぶと上げは少し難しいので繰り返し練習が必要な感じです。

基本でも習った天窓を改めて教えてもらいましたが、うつ病にも効果があるということには驚きです。通常うつで医療機関に行くとしたら精神科などで、なかなか行きにくい面があると思います。これが腱引きの施術所に行けばよいということになればそういった気を使う必要もないし、さらには薬を飲む必要もないので患者にとって大きなメリットだと思います。体の痛みだけでなく精神面にも効果があるというのは腱引きの奥の深さを感じさせられます。

近くの高校に実習に行きましたが、少し強くすれば痛がったりくすぐったがったり、若い子達の体は大人とはやはり違うなという印象でした。自分は子供達に柔道を指導する立場にあり、習いに来る子供たちのケアもできればと思っているのでいい経験になりました。

目の前で小口先生が治療法を検討中というモートン病と思われる患者さんを治しているのを2回も見ることができました。100年以上もこれといった治療法がない傷病に対して、仮説を立て、痛みを取り除くに至ったことはただ驚くばかりです。毎日構造図を眺めていると言いますが、そのような姿勢がなせる技でしょう。

いつか私も一つでも何らかの傷病に対して治療法を確立し世の中のケガや病気で苦しむ人達に貢献できればと思います。

あっと言う間に最後の週になりました。最後まで気を抜かずに勉強したいと思います。

長崎県 40代 男性 T.Hさん

6週目は、先週に引き続き奥義伝授です。地元から出発する時に、何人かの知人に戻ってきたら治して欲しいと頼まれていますが、ストレートネックの方がいるので、福岡伝承会で見かけてからカブトあげは、ぜひ習得したいと思っていました。実際に自分でやってみると、支点がずれてうまくいかないので、まだまだ練習が必要だと思いました。

天窓突きでは、実際の脳波測定の様子を動画で見せていただき、アルファー波2の測定グラフが天窓突きに合わせて急激に上昇していて、セロトニンが分泌されているだろうことが科学的にも測定できることを確認できました。初めて腱引きを知った時は、「さすがに整体(整体ではありませんが)でうつ病は治らないだろう」と思っていましたが、なるほどこれなら治るかもしれないと納得しました。腱引きには、他の治療法には無い想像を超えた可能性を感じます。

野外実習では、富士宮東高バスケ部の部員を施術させていただきました。若いからか施術の効果がすぐに現れて、自然の摂理にそった自然治癒力の手助けをしている施術法なんだと感じました。良い勉強をさせていただきました。拙い施術を受けてくれた高校生には感謝しています。

長野県 50代 男性 Y.Mさん

腱引き師コースも大詰めとなり、奥義伝授と実習の週となりました。

理論に裏打ちされた腱引きの技の解説を受けながらの伝授は、小口先生が奥義に至る経過を、記録の画像等を見ながらその時思った事や考えたことまでもふんだんに取り入れ、本音の話はまことに興味深く濃い内容に時間を忘れました。

野外実習では、富士宮高校バスケ部の皆さんの施術をさせていただきました。

緊張の中で始まった施術は生徒さんに伝わったようで、互いがキンチョー状態になりビミョーな空気の中での施術となってしまいました。相手に緊張感を与えないことの大切さを学ばせていただきました。2回目の訪問では多少慣れたのでしょうか、気持ちよく実習させて頂く事ができました。

本部道場での実習では、一般の方を施術させていただいたところ「今まで色々な方に施術してもらったけど、過去であなたのが一番弱い。全然効かない。これからがあるのではっきり言うけど、ごめんね」と感想をいただきました。確かにその通りです。患者さんに最適なものを提供しなくてはいけません。素直に課題とさせていただきました。しかし、この感想は最高の感想をいただいたとも思いました。父に全身疼痛があるため、整体、カイロ、鍼その他施術を受けましたが、普通の施術では痛いため最低の力や電気等の治療をお願いしてもそれでも強すぎて、治療にならないのです。いろいろな見方があるとは思いますが、弱すぎる施術も何かの役に立つのでは・・と前向きに考えたいと思います。

今週も、先生方、事務局の皆さん、本部道場の皆さん、はるばる全国から来られた先輩腱引き師の皆さんにサポートいただき、練習中「痛い!」と言うと嬉々として同じ場所を攻めてくる同期の皆の助けもあり、勉強することができました。残り少なくなった合宿ですができるだけ、多くを吸収したいと思います。ありがとうございます。

宮崎県 50代 男性 S.Tさん

『痛エ~~~〆何すんだ‼

あっ❗すいません〆すいません😣💦』

……………ん!? あ~~~夢か~~~😵🌀

腱引きの夢を見るくらい、毎日腱引き師の講義が続いてますが、合宿も仕上げモードに…。

 

今週は~ひょんな事で My wife が来富士✋なんと家の奥さまは…魔女でなく『モートン病&外反母趾&足底筋膜炎』そう奥さまは『マダム モートン』でした☝😅ということで腱体に…。

正に今!小口先生が一撃改善に取り組んでいる足の病気『モートン』。お見事❗当たり前の『一撃改善』でした‼確かな施術の手応えに先生も満足の様子、合宿生も手応えに安心と喜びの表情でした✌😁勿論 my wife も✌😁

それと今週は合宿恒例の東高校バスケ部に施術実習。鍛え上げられた高校生の筋肉は…パンパンプリプリ状態、ちょっと触っただけでピクピク敏感な腱を遠慮なく引かせて頂きました✌😅大変貴重な施術実習でした✌😁

長いようで短く、短いようで長い合宿生活。

皆、際どいジョークも飛び出すくらいに打ち解け合う仲間になったと思ったら…残すところ腱引き師への道もあと一週なのだ!

皆さん最後まで引き締めて行くぞ〆ギャンしとるけんですね☝😅