第23期集中合宿3週間目
10/30(月)~11/3(金)
静岡県 50代 女性 S.Nさん
とうとう、基本施術全体を通して学びました。試験も3人そろって無事合格。良かったです。基本施術は、15分から20分で全身の施術が行えるように作られています。治療効果だけでなく、リラックス効果もあり予防効果もあるという、まさしく異病同治を実現すべく作られたすばらしい施術を、一通り習得できて本当に満足です。これを軸に、腱引きをいろいろな症状の人に実践していきたいと考えています。そして、様々な経験を積みたいと思います。
小口先生が出張の日に、色々な腱引き師の先生方に教えていただけるのも、楽しく有意義でした。とくに小林先生に、腱引きとは直接関係ありませんが、正座を5種類も見せていただき説明していただいたのは、非常に興味深かったです。皆さん、タダものではないな、という雰囲気を漂わせ、休憩時間に一緒にお話ししているだけでも勉強になります。ありがとうございます。
週末に、久しぶりに娘に会いました。さっそく基本施術をして、少し運動指導をしましたが、たったそれだけで「肩こりが良くなったような気がする。」と言ってくれました。また、まだなぜ効果があるのか理解できていない技ですが、足底の「がちゃがちゃ」を試してみたところ、娘の立った時の姿勢がとても良くなり、「がちゃがちゃ」の効果がすぐに確認できました。このような効果を目の当たりにするたびに、効果をもたらす理論・推論を、医師や神経生理学者と議論したいものだ、と何度も思います。娘も6年目の医師ですが、残念ながら神経生理学的に、腱引きによって自分の体で起こっていることを、自分で推論できるまでの知識はありませんでした。医学部を卒業して数年ですから、最新の科学を私よりも知っているかと期待しますが、どうやら、今の医学部卒業生はそのような教育を受けていない様です。
医師や神経生理学者に、ぜひともこの集中講座を受けてもらいたいと思います。そうして、同じ土俵に立って、効果を科学者の目で確認して、協力して腱引きの効果をもたらす理論を解明していきたいと、心から願います。
これからの講座が、ますます楽しみです。がんばります。
東京都 40代 男性 U.Tさん
今週は、脳と痛みの関係について非常に勉強になりました。ギックリ腰の様に痛みを伴う症状以外にも、筋肉と脳の連携が上手く行かずに、ホルモンバランス等が崩れてしまい、体調不良や身体機能に影響が出てしまう場合でも腱引きにより改善出来る可能性があると感じました。
合宿に参加する前の約6カ月間、トゥレット症候群と言う病気になってしまった若者と一緒に仕事をしていました。
彼は、自分の意思で言葉をコントロール出来ずに、心で思っている事を言葉に出してしまう症状に悩まされて居ました。
本人は、言葉を抑える事に集中するのがストレスだと言って居ました。
この病気の原因は顎関節の不具合により、ホルモンバランスが崩れる事が原因の一つでは無いかと考えられている様です。
この病気に悩む患者と家族の力になりたいと再確認しました。
埼玉県 30代 男性 Y.Hさん
基本一級施術試験も無事終わり、いよいよ上級試験の週となりました。
足の施術が含まれる為、覚える事も増え段々と難しくなってきたので、最初は戸惑いましたが、上級試験も何とかクリア出来ました。
上級の講義では、脳の機能やDNAについて学び、特にDNAの講義は、興味深いお話でした。男(女)に産まれ、思春期の成長になると性別が入れ替わる事が多いと言う、サリーナス村のお話で、そんな事がある事は知らなかったのでビックリしました。
また診断師講座では、何でもいいから聞き出す。そこにヒントがあり、聴いて想像し探って行くと教えて頂きました。
ドアを挟んだ一つとっても、挟んでも自動でドアが開くものと、普通のドアでバーンと挟んだものとは、違うと先生は仰い、単純な事だけど、そこまで自分は考えなかったので、とても勉強になりました。
自分は過去に整形外科に行った時、痛みを一ヶ月以上我慢して、治らないから来てるのに、それを伝えても、レントゲン撮って何も異常なく、電気かけて痛み止めや湿布貰って様子見ましょうと、他の痛みでも基本その様な対応ばかりで嫌になってしまった事があります。
これから診断の講義が増えますが、相手に寄り添い、しっかり聴き受け止め、改善に向かって施術ができる腱引き師を目指して、次週も頑張っていきたいと思います。