説明
2015年7月21日(火)、22日(水)徳島大学の大橋教授に招かれて筋整流法の小口代表が筋整流法・古式腱引きに関する講義を行いました。
講義は大橋教授が主催される

・市民シンポジウム
・グローバル社会と医療
・水曜学舎

シンポジウムと授業の中で行われ、徳島大学の医学部から工学部の生徒だけではなく、欧米の留学生、更には社会人の方に参加していただき大好評のうちに終了しました。

参加した生徒の方から感想をいただきましたのでその一部を掲載させて頂きます。

シンポジウムと授業の中で行われ、徳島大学の医学部から工学部の生徒だけではなく、欧米の留学生、更には社会人の方に参加していただき大好評のうちに終了しました。

参加した生徒の方から感想をいただきましたのでその一部を掲載させて頂きます。

各授業の更に詳しい感想はこちら
グローバル社会と医療
水曜学舎
市民シンポジウム

検査技術科学専攻


今回の授業は腱引きをしている団体の方々がいらっしゃった。最初は腰を痛めていて自分で立ち上がることもできない患者さんが15分ほどの腱引きで歩くことができるようになった映像を見た。
病院で治療してもらうならば長期間の通院の必要がある症状をたった15分であそこまで治すことができて腱引きの効果の大きさを知った。それと同時に重症の患者さんということもあり、治療中は悲鳴を上げていてとても痛いのが伝わってきて、不信感も覚えてしまった。
しかしその後実際に腱引きをしてもらい不信感はなくなった。肩に腱引きをしていただいたのだが、肩が軽くなり、可動域が広くなったように感じた。紹介された事例として、捻挫の患者さんが短時間の腱引きでジャンプできるようになったというものもあった。
私は捻挫をして完治するのに3週間もかかり不自由な思いをしたことがあるのでもっと早く腱引きを知っていたらと思った。短時間で大きな効果が期待できるのに西洋医療が中心となってしまって世間にあまり知られていないのは残念だと思った。今回の授業で伝統医療に対して好意的に考えられるようになったのでよかった。

人間文化学科


今回の授業では、伝統療法の一つである腱引きについてであった。実際に、腱引きを多くの人に施術している講師の先生のお話や、施術している映像を見させていただいて、私は、とても驚いた。
映像の中には、腰を悪くしていた人がおり、腱引きをほんの15分しただけで、見違えるように回復したのである。腱引きをする前と後では、明らかな差があったのである。さらに、目の前で施術を見たり、肩コリを治していただいたりした。実際に、やられると肩が軽くなったように感じられ、さらに、簡単に短時間で出来ることがとてもいいと私は思った。
また、腱引きにはデメリットもあまりなく、薬を服用して治す方法よりも気軽で試しやすいと思った。また、西洋医学にはない、問題の原因を見つめなおし、全体を見て治療を行うということは、とても理にかなっていると思った。腱引きは、世間であまり認知されていないと思うのでこれから、誰もが気軽に行えるように腱引きのことをみんなに知ってほしいと思った。

総合理数学科

今日は伝統医療の一つである腱引きの先生方を招いて講義を受けた。
 はじめ、簡単な紹介と言いビデオを見せられた時、すごく驚いた。立ち上がるのも困難で、歩行をする場合も、いわゆる闊歩をすることが出来ずに、よちよち歩きをしていた年配の女性が、たった15分の施術の結果に多少の痛みは伴っているようだが、見事に闊歩することが出来ていた。
私の中でのああいった状態の人に施す治療法としては、それなりに大きな機会を用いて、リハビリの一環として電気を充てるといったものであった、実に施術をする15分の間私は医療器具を一つも目の当たりにすることが出来なかった。
それと同時に以前栗原先生が腱引きの先生としてお話しされていた、腱引きは患部だけを見るのではないとおっしゃっていたことも思い出された。これはのちに骨折で入院されたていた後、うまく上体が起こせないとおっしゃっていたおじいさんにも当てはまっていた。
施術師の先生は一瞬の間に、原因が骨折患部にあるのではなく、それを支えていた筋肉にあると見抜いたのだ。また、近年交感神経や副交感神経の働きと「痛み」のメカニズムの研究にともない、腱引きを科学的に証明しようということもなされているとおっしゃっていたのが印象的だった。肩こりの施術を受けたときも、「いや普段そんな風に肩動かさないから」というようなところに動かしていたので、普段と違う使い方をすることで筋肉、関節内の意識がそれ、リラックスになるのかなぁとも考えた。