茨城県 30代 男性 K.I
腱引きの存在を知ったキッカケはYoutubeでした。元総合格闘家の平直行さんが「腱引き」「筋引き」というワードを動画内で話されていて、気になって調べてみたら一気に興味が湧き、いつのまにか「習う!」と決意。思い切って合宿に申し込みしました。
今回の合宿は研修生5名ということで、予想してたより少人数で若干不安に思いましたが、「今期は少数精鋭だな!」と、前向きに考えることにしました。
合宿の雰囲気がとても良くて安心しました。休憩も多めなので、リラックスしながら集中力も切らさず勉強できました。先生・先輩たちのサポートが本当にありがたく、技術のアドバイスだけでなく合宿生活で困ったことについてもいろいろサポートしてくださり、とても快適でした。
合宿一週目の四日間、時間的に実質三日間学んで感じたことは「指作り、間合い、姿勢、力の入れ方」の重要さです。
私の場合関節がすこし緩いし、下手な力の入れ方をしたらすぐ指を壊してしまうと思うので、負担無く力が通る指・手・腕・体幹の使い方と良い間合いを早く身体で覚える必要があると感じました。実際に親指が痛くなって辛い瞬間が多々ありましたが、うまくいっている時は本当に辛くなく楽に腱を引けたので、その感覚を合宿を通してもっと磨いていきたいです。
試験は、自分の場合なんとその日初対面の方に対して施術をするという展開になり、内心かなりビビりながら行ないました。腰の腱位置については少し自信があったのですが、一箇所間違えてしまい、ショック。これは「決して油断することなかれ」ということなのかなと思わされる良い経験でした。たくさんいろんな腱体にふれて経験を積むしかないなと痛感しました。
ただ、油断することなかれと思いつつも、いきなり初対面の方に施術をしてなんとかやり遂げたことで、ホッとしましたし、自信が少しつきました。
まだ合宿が始まったばかりですが「腱引きって、面白いな」と感じています。来週以降も楽しみながら学んでいきたいです。
埼玉県 50代 男性 K.N
【はじめに】
品川道場で小口先生の施術を受け、20年以上悩んでいた股関節の引っかかりが一撃で改善したことに感動し、集中合宿の参加を決意しました。第1週目において、不安の中での導入の週として臨みましたが、実技中心の授業内容と献身的な各先生の指導により、当初あった不安もなくなり、楽しく授業を受けることができたことに感謝しております。
講習の概要:2級施術士をの技術を得るために腰、肩の腱位置、腱の触り方、引き方の基本、基本施術の重要性、腱引きのメカニズムを教えていただきました。
講習内容: 腰、肩の構造を座学で教えていただき、その後実際に体を触って腱の位置、手の使い方(指の使い方、指関節の使い方等)を教えていただきました。実習時はマンツーマン方式で先生が付いてくださり一通り終了すると先生がローテーションしていただけるので、様々なタイプの身体で実習できるのでとても勉強になりました。
【まとめ】
痛みの改善について、どうしても、一撃改善に注目されがちですし、実際、自分自身の経験からも興味を持つことになりましたが、基本施術と異病同治の関係性についてこの週で学んだことにより、腱引きという奥の深い施術に未来を感じました。また、先生達のとても優しい対応にアットホームな雰囲気で、始まったばかりなのに幸せに講習を受けることができました。
先生に中華料理屋さんに連れて行ってもらいました。タンメンと唐揚げめちゃくちゃ美味しかったです。またよろしくお願いします。
静岡県 40代 女性 M.S
【5/15】
午後からオリエンテーションと座学、そして早速の実技。伳引きについて、腰の伳の確認方法、手の使い方を学ぶ。
理系の勉強は高校生以来なので、人体解剖図や筋肉・骨の名前など、基礎知識がすでに追いつかない。
そこへ、さらに指の感覚を頼りにした腰の伳の確認方法へ移り、講師の先生方を検体として、手指の使い方、施術の際のポジションを学ぶ。
実践あるのみ、という感じ。
講師の先生方が、とても丁寧に教えて下さり、ありがたい気持ちと共に、この時間を無駄にしないように気を引き締める。
半日の授業は、あっという間に終わってしまったが、緊張でそれどころではなかった。
【5/16】
午前は座学と、途中から小口先生による五十肩の患者さんへの施術を見学。
施術をしながら、患者さんの痛いところをズバズバ言い当てていて驚くと同時に、(このレベルではないにせよ)こんな事が自分に出来るようになるのか?という気持ちになる。
2日目は、腰の伳の確認方法のおさらい、手と腕の基本の手技について学ぶ。
指の虫様筋の確認から、手のひらの調整、手首の調整、総指伸筋の確認を、相手の左手から順に行っていく。
施術を受ける患者さんに対して、自分がどの位置で施術を行うのか、ポジションと距離感の説明を受ける。
腰の伳の確認よりは、比較的分かりやすく手技自体もそこまで難しさは感じないが、人によって手の厚みや腕の太さなどが違うため、手技の数をこなす事の大切さを実感する。
相手の手の持ち方、腕の支え方のひとつひとつが施術の効果に繋がるのだと思う。
【5/17】
3日目にして、若干ホームシック気味な自分に驚く。
初日からの緊張とある種の興奮状態がずっと続いている感じで、自分の知らない自分を発見した感じ。
座学は、肩と肩甲骨、僧帽筋の伳の位置の説明を受ける。
初日の腰の伳の確認方法から今日の内容までが基本施術師二級の試験内容になるが、一連の手技を流れとして捉えられていないと感じる。
とにかく、数をこなして体で覚えるほかないので、先生方のお身体を借りて練習させてもらうが、全く慣れていないので、指や膝が痛くなる。
そのことを、講師の先生に相談すると、
『痛くなるのは、力を入れすぎていたり、指や手の使い方が間違っているから』
とのことで、自分の身体を守るためにも、改めて正しい施術を身につける事が大切さを知る。夜、今までの施術の流れと実技中に注意された点をノートにまとめ、試験対策とする。
【5/18】
いよいよ基本施術師二級の試験当日。 午前中は今日までの内容をおさらいする。
自分でまとめたことを思い出しながら、1回1回丁寧に行うことを心がけた。お昼を挟んでいよいよ試験。
緊張しながら、とにかく習ったこと覚えたことを総動員して挑み、無事合格。
後半の総評で、自分でも全く気付いていないミスをしていて、恥ずかしいを通り越してもはや笑うしかなかった。また、施術の際のポジションが疎かになりがちなので、その点を確実にしていく事が、来週からの私の課題となった。
他の受講生の総評を聞いて、自分が施術を行うときも気をつけたい点や、曖昧になっていた所がクリアになり、ありがたかった。
資格試験などをなるべく避けて生きてきた私にとって、この基本施術師二級の合格は自分の自信に繋がるものになった。
東京都 50代 男性 S.K
かねてより武術を嗜んでいく中で、「武術は人を殺傷する技術であると同時に、治す技術もある」と聞かされてました。
幸い「武」に関しては幾つかの良縁に恵まれましたが、残念なことに「医」の部分、治す技術にはこれまで出会いが
御座いませんでした。「腱引き療法」に関しては雑誌や幾つかの資料を通じその名称と効果は認識しておりました。
思うところがあり今回、思い切って参加させて頂きました。
私が腱引きを選んだ理由としては
1.劇的効果を目の辺りにし、また自身も体験したこと
実際に多くの映像で目にしており、また自身も長く痛めていた背中と腰に施術していただき、その効果を実感できた。
2. 徒手空拳で行え、誰でも学べること
道具を必要とせず、場所さえあれば施術が可能なことは大きなメリット。
3.理論を系統立てており、後世に伝える意志が明確なこと
古武術などには活法として多くの技術が伝わっていたかと思いますが現代に入り武術に伝わる「治す」方の技術はその多くが失伝、もしくは一部のみしか伝しか伝わって無いように思われます。また一般人がそれらを系統立てて学ぶ機会にはほとんど恵まれませんでした。
唯一、腱引き療法に関してはは小口先生が古伝の技術を現代人にも分かるように整理、さらに「発展」までさせて居るように思います。そして一般に広く門戸を開かれて居るところにも惹かれました。
1週目は基本施術の初歩でしたが腱によっては中々位置を把握できず戸惑う場面もございましたが先生方を始め検体のご先輩方より的確なアドバイスを頂くことが敵いました。
今回縁あって知り合った4人の仲間と共に技術を習得し、将来的には施術者として、より多くの方々に腱引き療法を提供できるようになりたいと思います。この講習が、私の人生にとって大きな転機となることを期待しています。
埼玉県 70代 男性 F.H
アッという間の4日間でした。指使いも施術ポジションも覚えきれず、曖昧なまま4日目に基本2級施術試験には焦りました。
うん十年前の車の運転免許実地試験と同じ緊張感を思い出しました。同期の皆さんに迷惑をかけることだけが心配でしたが、終わってみれば合格?!
まさか?うれしさ半分、本当に合格していいのかな?半分の気持ちでした。
小口先生のユーモアと、諸先輩方のゆったりとしながら的確なご指導に感動しています。
わたしがこの講座に参加するにあたって認めたウイズダムを添付させていただきます。
1. 願い(光転の果報)
2か月弱の合宿、腱引き師認定の資格を習得し、2025年問題解決のためのお役に立ちたい。(健康寿命を延ばす運動)
2 a.現状1(暗転の果報)
この場には、どのような困惑の現実が生じているでしょうか。
○最近物覚えが悪くなっている。
○ハードなスケジュール
○2か月弱の間店を閉めることになる。
○劇チームでの働きが難しくなりそうだ。
2 b.現状Ⅱ(暗転の因)
この困惑の現実を前にしたときに、あなたにはどのような思いが生じるでしょうか。
まあ何とかなるさ。
なるようにしかならない。
快・衰退:鈍感―曖昧
3 a.変革1(因の転換)
その想いをどのように変革しますか。
願いに戻り続け、全身全霊で挑戦します。
鋭敏―実行
火の心の菩提心を育みます。
3 b.変革Ⅱ(縁の転換)
願いを実現するための同志とは誰で、その方にどう関わりますか。場にどのような新たなる原則をつくりますか。システムをどう改善することができるでしょうか。
同志:小口先生―願い成就のための今であることを見失わず、挑戦し続けます。
原則:アイドリングを止める。
システム:予習、復習を確実に行うシステム
4.アクションプログラム
「因の転換」のためのアクションプログラム「縁の転換」のためのアクションプログラムを定めましょう。
「因の転換」
・ウイズダムを毎日確認する。
・毎朝、祈りのみち「今日の祈り」を唱え」禅譲する。
「縁の転換」
・止観シートに日々取り組み内界を点検する。
・研修後、その日の課題を明確にして、翌日の研修に備える。