埼玉都 50代 男性 Y・N

2022年10月17日(9日目)
3週目のスタート。午前の車移動は少し身体にこたえることに歳を感じる。
遠藤先生の伸筋屈筋の講義の後、足の標準施術練習開始。
同期と指摘しあいながら練習に取り組みました。
2日後には試験が迫っている。無理せず頑張ろう。

10日目
午前の小口先生の講義では、足の構造は「バランスが大切」と教わる。
その後試験に向け練習。32期生の先輩にも教えていただき、アドバイスいただいた指摘事項を反復練習。
明日の試験が心配だ。

11日目
前半3週の最終日。急に冷え込み、冬の足音を感じました。
小口先生の講義では、腱引きの施術を行うために学ぶべきことを教わった(気がする)。
もちろん試験のことで、気はそぞろ。
講義後、実技の反復練習。
今回は2名の腱体者での試験。
手順のみ間違えないよう試験にのぞみ、なんとか合格。
今回も指摘事項5点いただきました。
合格気分に浸っていると、帰り際次回までに目を通すよう指示とともに、
テキスト、資料6冊 計1.2kg…。合格気分は吹き飛びました。
明日から少しずつ、少しずつ学習に取り組もう。

千葉県 50代 男性 N・K

 第3週は腰回りの筋肉、神経とその症状、難病に関する講義と標準施術の習得でした。私も、ギックリ腰は度々発症していたので、痛みと辛さは良くわかります。 腱引きは腰の片側4本の腱を引いただけでも改善できると聞いて、改めて腱引きのすごさを感じました。

 精巣挙筋の話も大変興味深く、骨中心で病状を考える西洋医学では治療が難しいということが理解できました。 

 標準施術である足の巻きから始まる施術は、足底筋の腱が人によって痛みが違うので、探す力の調整が難しいと感じました。 ひざ押しも力加減と力の向きが難しいので苦戦しました。

基本施術士上級の認定テストについて

 基本施術の間に標準施術が入ってくる工程になり、かなり混乱しました。

首から上の基本施術で、力を抜いてリラックスさせることを学び、そこを意識しすぎて、肩こり、腰痛の80%程度の改善(伝承書抜粋)がおろそかになる結果となりました。今後の課題である、腰、指、総指伸筋の腱引きの精度を高め、症状の改善に意識をおいて施術に臨みたいと思います。

難病と腱引き、私が学んだ事について

 現代医学で治療が難しいとされる、ベーチェット病のお話で膠原病とは?となったので、自分で調べてみたところ、自分の抗体が自分の細胞を攻撃してしまう病状ということがわかりました。
これには、私も自分自身で心当たりがありました。
私の場合は湿疹が指から手のひらにかけて出て気温差により全身が痒くなっていました。
痒いと仕事に支障がでるので皮膚科の病院に行って、アレルギーを疑いましたが、血液検査の結果、アレルギー反応のでる物質がないことが判明し、なんで湿疹ができるのか解りませんでした。インターネットでいろいろ調べた結果、自分に不都合な事実が出てきました。糖尿病です。
糖尿病とすると大げさかもしれないので高血糖症でしょうか。高血糖により、活性酸素が増大し、血管を傷つけます。

また、細胞は飢餓から身を守るため、糖を必要以上に取り込んでしまうと考えられます。余分な糖は細胞内のたんぱく質と結合し、細胞を変質させる働きがあるそうです。
(糖尿病の合併症はなぜ起こる? 血管が傷つくことで全身に影響 | NHK健康チャンネル)

さらに、糖は水分を細胞に引き込みます。 浸透圧も関係し、細胞が水膨れしてしまうようです。 私の考察では、膨らみ過ぎた細胞が破裂し、内容物が、飛びだして、皮膚に水泡を作り、圧迫された神経細胞が痛み(かゆみ)を出しているのではないか?

 神経細胞も同様に、機能障害をおこしたり、破壊されたりするそうなので、うつ病等の原因でもあるのでは?と考えています。(私もうつ病で薬を飲んでいます)
私はこの湿疹やかゆみを止めるため、糖質を控え、ダイエットをしました。
15kg痩せたところで止めましたが、結果、朝起きるが楽になり、持久力があがり、集中力が長続きするようになりました。

 会社でメタボを診断され、産業医に痩せろと言われ、人間ドックで脂肪肝を指摘されたのもダイエットをするきっかけになりました。
 私の実行したダイエットは人に勧められるものではなく、下手すると命に関わる危険があります。

 日本人は圧倒的に鉄、たんぱく質不足です。医者の言ってる量では全然たりないのです。
なぜか? 糖質が多すぎるからです。母親の鉄、たんぱく質不足が赤ちゃんに影響し、その後も鉄、たんぱく質不足が体に悪影響を与えると考えられます。体は、栄養失調を改善するため食事を求めますが、必要な栄養はなく、ただ糖質が増えていくばかりの食事になりがちなのです。

 難病に向き合うことは、患者さんの食事も考慮する必要があるのではと、人体のバランス調整の難しさをつくづく実感させられます。

まとめ

 腱引き師に求められる、病気の知識の膨大な量も大変なものだと痛感しました。
難病患者さんにも真摯に向き合い、努力していくことが重要なのだと改めておもいました。

愛知県 40代 男性 T・Y

第3週目は基本上級になります。
今回を乗り越えれば、最低限一通り身体を触る技術を習ったことになります。
基本2級、基本1級と無事に合格してきた上で、少しだけ正確さを求められました。
多少慣れてきたのか、流れを意識して順番を間違えることなくテストを終えたことが少しだけ成長を感じることができました。

今週は座学は少なめで今までの通し練習が多めになりました。
順番を身体に覚え込ませ、相手に負荷の少ない施術を繰り返し練習していきます。
テスト自体はなんとか無事合格いたしましたが、ここからがスタート地点になります。
後半からは、今行っているその施術は何で行うかの座学が多くなると聞いています。
自分が見ている腱引きという施術は、正しく行えば一瞬の技で身体が変わる施術だと認識しています。
逆に言えば、正しい箇所に刺激を入れれない場合、延々と行わなければいけないため、相手のクライアントに無駄な付加がかかってしまうと言うことです。
簡単な場所ばかりではなく、むしろ、調子が悪いから来られる方の方が多いですから一般の方に比べて難易度は上がるわけです。

後半も意識を高く勉強していきたいです。

兵庫県 20代 男性 K・W

今週は基本上級です。
基本施術に加えて標準施術(足の施術は大腿部から足首、足裏までの調整)を教えてもらいました。

個人的に難しかったポイントは膝押しと自分の施術し易いポジションを探す事でした。
膝押しは腓腹筋を動かしながら膝蓋を手の平で押すのですが、手の押す方向や腓腹筋を触っている手の力加減とのバランス感覚を覚えるのに時間がかかりました。
足首の施術は座りながらするのですが自分の触るところだけしか見えない場所だとお客さんの表情や身体の反射が見えないので、どちらも見えて無理なく施術できる場所を探しながら練習をしていました。
基本上級の試験は無事に受かりましたがまだまだ腱の位置の正確性や力加減など、直すところが多いので卒業するまでには自分の腕に自信を持てるようにしたいです。

後日知り合いの身体を触る機会があり基本施術をしたところ、とても軽くなったと喜んで貰えたので私も嬉しい気持ちになりました。
これから診断師の講座がとても楽しみです。
もっと色んな施術を覚えて自分なりに考えて学んでいきたいです。