埼玉都 50代 男性 Y・N

2022年10月3日(初日)
新しいことへ挑戦するワクワク感と、若干の不安を抱えながら本部道場に到着。
33期生は男性4人、恒例?の他己紹介で私が最年長でした。
その後小口先生の講義がさっそく始まりました。
技術だけでなく、知識や理論などの総合力を身につけることが重要であること、
「結果がすべて」、「胃病同治」の言葉がなんとなく頭にのこりました。

2日目
今日は腰の腱の位置の確認と、腕の基本施術の講義と実技。
講義では、単に人体の構造だけではなく、なぜこのような構造になっているのかという設計思想までも考えながら学んでいく重要性を教えていただきました。
実技では小口先生から直接指導をうけたのち、遠藤先生や駆けつけていただいた先輩腱引き師、同期の身体を触りながら少しずつ手技を練習しました。
練習をしていると、美味しそうな香りが…そう、今日は集中講座の歓迎会。
小口先生の美味しい手料理と美味しいお酒、楽しい時間でした。

3日目
今日は肩。講義では、肩の問題は上肢全体が関係していること、筋肉だけでなく、神経経路、感覚、病理への理解を学びました。(専門用語に圧倒され呆然としていましたが…)
実技では、すんなり腱がひけたと思ったら、人が代わるとひけなくなったりと一進一退。遠藤先生や先輩の指導を受けながらひたすら練習しました。

4日目
はや一週目の最終日、基本2級施術師の試験日。朝から試験に向けた施術練習。
指の腱と総指伸筋の腱をひくことに大苦戦。遠藤先生と被験者ユカさんにコツを何度も指導していただきましたが、なかなかできず気が焦るばかりでした。
そして午後試験開始、私もなんとか合格となりました。
一人一人に講評があり、私は4点指摘を受け、その後指摘事項を重点的に練習しました。
次週以降、施術の精度も必要になるとのことで、家で反復練習と休養をとり、今後も学んでいきたいと思います。

千葉県 50代 男性 N・K

第1週目が終わり、腱引きの奥深さと従来のマッサージやカイロプラクティックとの違いに大変驚いています。
腱引き自体は姉の施術で知っていましたが、動かなくなった体を短時間で修復してしまう技はあまりにも神業すぎて、本当に動かなかったのか疑うレベルでした。

従来の治療と腱引きとの違いについて
従来のマッサージは、筋肉の揉み解しだけで、どうして固くなったのか?不調なのか?の原因までは考えてないと思われます。 カイロプラクティックに関しても、まず動くことが前提で筋肉を弛緩させてからの骨の調整で、時間をおけばまた筋肉の緊張により、骨の位置がズレるを繰り返しながらゆっくりではありますが、回復していく感じでした。

また、西洋医学が体の一部分での診察、診療になり、わからないことは痛み止めと経過観察になってしまう事例が多いと思います。
一方、腱引きの痛みに対してのアプローチは患部から脳への神経経路まで推察し、他の治療ではみられない個性的で人間の体の構造にそった合理的なものだと思いました。
西洋医学は確かに多くの患者さんを治療してきましたが、腱引きの思想のように体全体を通して、痛みの原因を考える重要性を改めて感じました。

過去の自分と照らし合わせて考える

今までの職業は郵便配達でしたが、人体の事を考える、痛みをとるといったことを勉強する事は自分にとっては死活問題でした。
幼少期に、家の縁側から落ちて、頭を強く打って乳歯の前歯2本を失い、そのまま小学校の低学年まで、前歯のない生活を送ってきました。 大人になり顎関節症になってから判明しましたが、それまでの自分は歯並びが悪く、上の歯と下の歯の嚙み合わせがほぼなく、辛うじて2か所上の歯と下の歯当たっているだけでした。

子供のころはそれが当たり前なので何も疑問に思ったことはありませんでした。ですが、普通の子ができることができないことはよくありました。特に水泳やほかのスポーツも苦手でした。

今もですが、目も乱視で、物が2重にみえる、白い色のものが違う色に見える、飛蚊症のような症状もありますが、眼科では正常と診断されていました。

また、人生最大の悩みは、今でこそ改善されましたが、首から腰までの激痛でした。痛みにより集中力が続かないことがよくありました。

今でも肩はかなり固いですが、これでも改善したほうです。 昔をしっている方には、いつも何かに耐えている表情をいつもしていたと言われたこともあります。 

顔の表情もしかめっ面で喜怒哀楽が少なかったと思います。考えることもネガティブで、子供ころからお腹がゆるく、いつも下痢をしていました。朝起きるが辛く、いつも体がだるく、頻尿で疲れが抜けない体でした。片頭痛もあったと思います。

腰痛、ギックリ腰も頻繁にありました。 仕事をしている時に思ったのは、生きるゾンビ(死体)だな、でした。
幼少期から、苦痛と共に生きてきた自分なので、どうしたら痛みがなくなるのか、健康になれるのかは常に考えていました。

持久力もないので、ランニングしたり、筋トレしたり、長く続かなっかですがいろいろやったと思います。
指圧も受けていた記憶がありますが、子供なのでお金がなく頻繁には通えませんでしたが。
それでも幼少期から学生時代は、何とか周りについていけていたと思いたいです。
心のよりどころとしては、気功があります。 中学時代に母の腰をマッサージしていたのですがふと手が異常に熱くなりました。

それを切っ掛けにオカルトもすきだったので、気功術の本を買って練習してました。
気功で心が救われたと思っています。何もなければ自殺を考えていたかもしれません。

大人になってお金が自由に使えるようになり、顎関節症も発症し、歯の矯正をすることができました。これでかなり苦痛がなくなったと思います。やらなければ、体が動かなくなっていたでしょう。 現在もTVゲームをしていると体が痛くて長く続かないですが。

話が長くなりましたが、自分の場合は歯並びによって首、肩、腰が痛くなるという症状を身をもって理解していますので、痛みの原因は痛みがでているところではなく、別の場所が悪いので頑張った筋肉が炎症し痛みが出ているという考え方が正解ではないかと考えています。

今、ユーチューブでズボラ筋を動かす動画をみて、ズボラ筋をうごかす体操していますが、どうしてズボラ筋が動かなくなったのか。
もしかしたらズボラ筋を動かすと不都合がでる。または違う筋肉の緊張で動かそうにも(無意識的に)動かなかったのでは?と考えています。

レポートまとめ

自分にとって腱引きに会えたのは神様の導きであったと思っています。大変幸運なことだと感謝しています。
街の中をみても歩き辛そうな方をお見受けすると大変だなぁ、生きるのが辛そうだなぁと考えてしまいます。
自分も含めて、せっかくこの世に生まれたのではあれば、不自由なく楽しく暮らせていけるようになりたいものです。
せめて、体の痛みや不調に悩む人たちの一助になって自分も生活も豊かになるように頑張りたいと思います。よろしくお願いします。ありがとうございました。

愛知県 40代 男性 T・Y

第一週は基本2級ということで、身体を触ることに慣れるための授業と実技になりました。

実技は生徒同士で触り合いながら少しずつ触ること慣れていく事がメインでその中に出店されている先生に入ってもらい指導を受けながら都度修正していく形になります。

今回は自分を含めて4人と言うことで、繰り返し密度の濃い練習をすることができました。
勉強させてもらっている場所が2階の本部ということで、すでに卒業して出店されている先生や、1階の店舗で研修をされている卒業生の先生も時間があるときに顔を出していただき、指導を都度受けることになります。

毎日来ていただいていた遠藤先生は最終日に間に合わせるようにゆるやかに指導していただけますが、本部に顔を出した先生が一瞬だけ指導される場合などは、自分たち生徒のために少しでも実になる指導をしようと的確な鋭い指導をすぐにされていたのが印象的でした。

今のうちに正しい動きを身につけなさい。変な我流にならないように言われたことを素早くできる訓練をしなさいと何度も言われたことを記憶しております。来週以降も意識して頑張ります。

座学に関しては、腱引き自体の考え方、いざ困ったら基本に戻るんですよ。という基礎にしてすべての考えを説明されていたのが記憶に残りました。

症例としては腰痛や肩こりですが、原因はどこにあるか?という事を考える訓練がこれから先に腱引きを行う上で重要だという考えの土台作りが必要だと感じました。
筋肉の名前などは正直全然わかりませんでしたので、辞書やネットなどで調べて行きたいです。

第1週ということで、比較的ゆるやかに進行していたかとは思いますが、次週からの合宿も全力で頑張っていきます。

季節的に寒暖差が出やすい時期になってきましたので、施術がやりやすいor受けやすい格好も大切などですが、ヒートテックを1枚追加で用意して昼間は半袖シャツ1枚夕方は追加でヒートテック着用のような形も自己管理のため考えていきます。

兵庫県 20代 男性 K・W

10/3から合宿が始まり、オリエンテーションでは他己紹介をしました。
これまでの経歴やなぜ腱引きと出会ったのか、などを聞いてその情報を他の人に共有するというもので自己紹介よりも深く相手のことを理解出来ました。
最初の1週間は技術面ではなく、どのような考え方、理論で腱引きが行われているのかについてしっかり教えて頂きました。
先生の講義は色々な角度からの視点で説明されるのでとても分かりやすく目から鱗の情報をすらすらと話されるのでノートをとるのに必死になっていました。
特に知ることを知る。大切さを知りました。
頭で何となく理解出来ていても実際に人に話したりアウトプットして更に深く知ることが重要だと思いました。
実際に背中の腱の確認や指の腱出し腕の調整などを実践しました。
最初はどこに何があるか分からなかったのですが先生やサポートに来て頂いた腱引師の方などに優しく教えてもらい、徐々にどこにどんな腱があって筋肉はこんな感じでついてるのかなと少しずつ理解できるようになりました。


そして週の終わりには早速2級の基本施術の試験がありなんとか合格しましたが、まだまだ分からないことが多くこれからも必死に学びたいと思います。