埼玉都 50代 男性 Y・N

2022年11月21日(21日目)
第6週目、とうとう腱引き師コースのスタート。冠雪の富士山が美しい。
診断師筆記試験の気の緩みと、東名高速の事故渋滞で身体の疲れが溜まっている。
腱引き及び関連する歴史の講義から腱引き師としての心得について学ぶ。
夜は小口先生の料理を堪能させていただきました。

22日目
2日目より各症例に対する奥義伝授が始まる。
先輩腱引き師の方々も、多数検体として参加いただき、指導を受ける。
今日は捻挫について。手順を覚えるのでいっぱいいっぱい。
ホテルに戻ってからも復習、復習。

23日目
朝は雨模様、急に冷えてきました。
本日は股関節、膝の奥義を学ぶ。
講義は、
再生医療から物理学、生理学までと幅が広すぎるとか。
1つの身体の歪みから想定される問題点を7つだすとか。
・・・  これからゆっくり学んでいこう。
実技は、最新の術式を小口先生から受けて、その場で覚える。(覚えきれない)
本日も先輩達に指導を受けながら練習に励む。

24日目
今日は一般のお客様への施術実習。3名の方に基本施術を行う。
お客様からいろいろご指摘いただく。終わった後どっと疲れがでました。

25日目
本日も一般のお客様への施術実習。緊張しっぱなしでした。

千葉県 50代 男性 N・K

腱引きの歴史について

腱引きの歴史は大変古く、解っているだけで400年以上前ということで、日本人とともに歩んできた医療だと感じました。歴史証明は現在、資料による検証が主体なので、語り部として後世に伝えてきた日本人には不利なところがあると思いますが、ケガ人を直して救うという優しい気質がみえる話だと思います。
将棋とチェスとの違いを思い出したのですが、チェスは相手の駒を取ったら、使用不能で盤外に出されますが、将棋は王将以外の駒は、取った(倒した)ら盤外には出されますが、味方として戻ることが可能です。外国では将棋のシステムは特異だと聞いたことがあります。
いろいろな思惑があるとはいえ、自分たちのすばらしいシステムを手放し、外国からのシステムを取り入れてしまう日本人は、環境の変化に強いといえばそうでしょうがもったいない感じがしてしまいます。
腱引きが残っていたならば、もっと痛みに苦しむ人がいなかったのでは?と思います。
西洋の証明文化といえばいいでしょうか?目に見えるものしか信じない気質は私にとっては不思議でなりません(お前ら空気中の酸素見えるのかと言いたい)
我々は目に見えないもので生かされていると思っているのですが、画像に映るもの、実体があるものは説得力の強さが違うのでしょうがないですね。
腱引きは日本人の心そのものだと思います。仲間を思いやり、一度戦った相手でさえも味方にし生き残るために協力する。いつまでも大切にしたい心だと思います。

奥義伝承について

まず、奥義7伝のほとんどは習っていたという事実が驚きでした。あと習うのは剛引きと断切りでしょうか? 奥義そのものより、その使い方が大切であるということなのだと解釈しました。
技術だけなら、今の自分でもほぼほぼ大丈夫(剛引きがありませんが)ということで結局のところすべては診断力であるという結論なのだと考察します。
かなり長い時間で診断について勉強させて頂きました。その中で、特に今まで気にしていなかった「止め」が重要であると感じました。止めて引く、動かす、このあたりが腱引きの神髄なのではと考えます。
あとは的確な診断力で原因を見つけ出す膨大な知識と技の精度ということになるのでしょうか?
骨折は直せないので、検査力も重要ですね。日々精進ですね、頑張ります。

実技講習について

1階で実際のお客さんに施術をさせて頂きました。お客様と1階でお仕事されている先輩方にお手数と多大なご迷惑を掛けましたが、現場でしか経験できないものが確かにありますので、とても参考になりました。
仲間内以外で、施術中にお話しする機会がなかったのでとても新鮮で、緊張しましたが楽しい時間でした。
周りの先生方に特に何も言われなかったので最低ラインはクリアしているのかな?と思いました。 自分の施術を受けて頂いた金子先生にもあとは経験を積むことだと言っていただけたので、多くのお客様に施術をしていけるよう努力しようと思います。

座右の銘について

日々精進でいきたいと思います。

愛知県 40代 男性 T・Y

今週は営業に入って実際に営業の空気を感じながら経験を積ましていただける事となりました。
人によってかなり強さや痛みの感覚が違うことを実感いたしましたが、トラブル無く終えることができました。

慰安的な技術と違って、痛みやに対してどういう考えでこれから向き合っていくかを考えさせられました。
技術を覚えたらその技術をざっくり行っていれば一生安泰という考えを無くし、一生技術の改善を考える世界を強く感じました。

技術を多く覚えれば全部行えば良いという考えではなく、できる限り受ける人に対する負荷を少なくする施術を心がけていきたいです。

これから先、卒業したときは1人で営業をすることになります。そのときに、聞ける先生、仲間を作ることも大切だと思って色々質問していきたいです。

兵庫県 20代 男性 K・W

今週からいよいよ最終段階の腱引師コースに入りました。
まず腱引きの詳しい歴史についての講義があり
様々な時代背景と先人たちの知恵のおかげで
腱引きがここまで研磨されてきて
その手技や考え方が何年も引き継がれて私たちの代まで残っている事は本当にすごい事だと思いました。

特に天窓突きの効果の大きさに驚きました。
ただ押して心地良いというだけではなく
脳に刺激が行きセロトニンの分泌量の増加や
ウツ病などの改善にも効果がありそして医学的にも解明されていて天窓突きの奥の深さを知りました。

そして捻挫修復術から股関節調整、膝調整を習いました。
捻挫修復の施術は本当に速くて
今までは捻挫をしたらなかなか治らないものだと思っていましたが
今回の講義を受けて捻挫についての考え方を知りもし捻挫の方が来られたら試したてみたいと思いしました。
股関節調整、膝調整から一気にトップギアになって情報量も内容も濃くなり
途中引き離されそうになりましたが
帰ってから復習をしたりして何とか少しずつ理解できるようになりました。

先生の話は全て興味深くていつもスケールが大きくとても面白いのでついメモを取らずに聞き入ってしまいます。
今回は腱引師の伊藤さんと森さんが遠くから来て頂いて色々な話を聞いたり施術のヒントを教えてもらい本当に良い機会になりました。
この生活もあと1週間位で終わってしまうと思うと少し寂しいですが
今のうちに吸収できるものは全て吸収していきたいです。