三重県 20代 女性 N.Y

休みを経ての四週目は診断士施術師コースの内容でひたすら座学!
毎日朝一番でテストがあるので、夜はホテルの部屋でずっと机に向かい勉強しました。
診断士施術師コースのメインは座学中心に、残りの時間に忘れないように基本施術という感じで、学校を卒業してから久しく使っていなかった脳の部分を働かせた一週間でした。
大事なのは腱引きの基本施術の腕だけでなく、それを活かすための知識ということで、今までは軽くしか触れたことのなかった生理学、解剖学の分野の知識を、ひたすら頭の中に叩き込みました。

そして迎えた一回目のテストは予想していた問題と違い、埋めるだけで50点以上取れる易しいテストのはずでしたが、全員合格ラインを越えられず二回目、これも全員合格とならず三回目のテストを行いました。
三回目は教本を見ながらでOKという形なのでさすがに合格出来ました。
ここまでテストが分からなかったのは初めての経験なのでへこみました、、、。

診断士施術師コースでは、正しい診断に基づいた施術を行えるように、人体の基本的構造の把握をして、筋肉の動き、骨格のあり方、解剖学などの知識を勉強します。小口先生の講義を受けると、それらの知識の必要性をより強く感じました。
自分は将来開業を目指しているのですが、自分も患者さんも満足出来る施術の組み立てをする為には、この集中合宿の後ももっと人体について勉強しなければいけないなと思います。
今は残りのテスト合格に向けて、勉強を頑張ります!

兵庫県 50代 男性 S.F

集中合宿の後半が始まりました。合宿前半は手技の習得がメインでしたが、今週から始まる診断コースは座学が中心です。腱引き療法のコンセプトから始まり、解剖学、生理学、運動学、歩行分析などほぼ日替わりで学んでいくことになります。そして翌日の朝には理解度を測るためのテストです。月に一度の伝承会で腱引きを学ぶ場合は、学んだ項目(章)を翌月にテストされるカリキュラムですが、我々集中講座受講者の場合は学んだ翌日にはテストとなるので大変です(伝承会受講者なら約一ヶ月勉強する期間がありますが、集中講座受講者の勉強期間は翌日までの数時間です!)。なかなか覚えられない自分の頭をうらめしく思いながらも、乾いた雑巾をしぼるようにしてなんとか頭から言葉を出してきて頑張って空欄を埋めています(来週までテストは続きます)。
週の後半にはグループの中から患者役を決めて姿勢や動作(歩行)の確認をしていくというグループ診断練習を行いました。診断する側(複数人)で話し合い、患者にどのような問題があるのか、どんなことが原因でそのような姿勢・動作になってしまったのかを推論していきます。慣れないので時間がかかってしまい、さらに問題点が絞り込めないこともあり診断を行うことの難しさを実感しました。

テスト続きでストレスの中での講習でしたが、休憩時間にはお客様や全国の腱引き師の皆さんから送られてきた特産品(なかなか手に入らないようなものも)をいただくことができたのは嬉しかったです。静岡でも収穫数が少なく、朝に店頭に並べたら直後に売り切れてしまうような作物なども食することができたのは本部での集中講座受講者ならではの特権(?)かも知れません。

週が明けてもテストがあるので週末も勉強です。

埼玉県 50代 男性 T.O

今週は月曜日から金曜日までと講義が続き、2日目からテストが始まったので、とても緊張感のある1週間でした。
なお、最初のテスト内容が事前に言われていたテスト範囲ではなかったところからの出題で研修生皆面を食らって3回目まで試験が行われ、講義の時間が短くなり大変な思いをしました。
ビデオでは15年来のジストニアの改善施術や眼振の改善方法の研究、実践など観て技術の鍛錬に加え、発想の転換、気づきが必要だということが分かり、修行の心得『守破離』の意識を持って今後も自己の研鑽に努めたいと思います。

静岡県 60代 男性 T.O

10日間の休みを経て診断師講座が始まりました。
今までは座学による医療知識を頭の中に叩き込みそれを踏まえての実技練習が繰り返し行われ完全に理解できた訳では無くついて行くのに必死でした。
今週は主に座学が中心に行われ自分にとって一番足りない分野であり苦手とあって緊張しながら講義を受けました。聞いてはいるものの専門用語ばかりで、ほとんど理解は出来ない状態です。また、5日間の講義で前日の講義の中からのテストが行われ、序章から始まり第4章まで4回行われました。当然講義だけで理解できておらず帰宅後に復習しようとしても頭がキャパオーバー状態の為、翌朝4時に起き復習しました。幸い年齢による寛大なご配慮をいただきレポート1枚の持ち込みが許され、レポートを見ながら解答用紙に書き込み、理解が出来ている訳ではありませんが、一応合格を頂き診断施術師コースに進みます。テストは合格しましたが、今後もテキストやレポートなどを読み返しもっと理解を深めて行かなければならないと思います。

愛知県 60代 男性 K.S

4週目、「診断師」第8章までの講義が修了しました。

1日目の講義は、第一章「痛みに関する知識」です。
中でも「ゲートコントロールセオリー」は、面白いと言うか私自身も今まで無意識にやっていたことなのでなるほどと思いました。

2日、3日目は第二章、第三章で、段々と難しい課題に入っていきました。
ここでは、人体の細胞、組織、筋肉など普段の生活の中で無意識に行われる働きについて学びました。
私たちは通常、「さぁ細胞たちよ、一所懸命に分裂して若々しくカラダを保てよ、白血球は外部からの侵入者と戦うんだぞ、さぁ今から筋肉を収縮して重い物を持ち上げるぞ」などいちいち意識しながら生活することはありません。
ですが、怪我をすれば殺菌消毒して傷口に蓋をしたり、栄養補給のために食欲を喚起したり、必要に応じて血流量を調整する機能を発揮するなどとても精妙なシステムが私たちの身体には備わっています。
如何にして人間の身体が作られているのか、多少は予備知識はありましたが、私にとっては更なる未知の領域でした。
こうした難しい課題を学ぶことで身体の診断が出来る様になるのかなと感じました。

4日、5日目は、グループ診断がありました。
「自分は整った身体をしている」と思っていても、いざ検体役をやってみると、身体の歪みや傾き、捻れなどがあることが分かりました。
それ以降、他人を見る時、「あの人は左に傾いている」などと少し考えている自分が居ます。(あまり見ているとやばい奴認定されて危険ですが)

それから、「天窓突き」ですが、これは本当に凄い治療法だと確信できる体験がありました。
実はテスト初日に、私のコンフォートゾーンがぶっ壊されるような出来事がありまして、一瞬でパニックに陥り字が書けなくなるほど手が震えてしまいました。
非常に苦しいテストになると思い覚悟していたところ、北村先生がリンパ総管、顔、そして「天窓突き」の施術をしてくれたのです。
そしてなんと!これぞ「一撃改善」手の震えが止まったのです。(北村先生ありがとうございました!!)
とても良い経験を、この身を使って体験させていただきました。

また次週以降もテストが続きますが、研修生の皆さんと楽しく頑張りたいと思います。
よろしくお願いします。