三重県 20代 女性 N.Y

六週目は先週に続いて腱引き師コースの奥義の技の勉強と、本部道場で施術を行っているところの見学と実際の患者さんへの施術を行いました。

奥義技の勉強では、悩みの多い部位である腰と肩などについての改善方法について学びました。五十肩の悩みを家族もよく話しているので、特に肩についてが興味深かったのですが、
肩の改善も指・手首から上腕までの施術をしてから行うというのが、身体は繋がっているのだなと先生の施術動画を見て改めて思いました。
施術の組み立てを自分で考えて出来るようになりたいです。
腰については、腱を引く以外にも横靭帯の調整方などいくつかの技のやり方を教わったので、ギックリ腰の人がいたら今週教わった方法で治してみたいです!

本部道場の小口雅裕先生のもとで、訪れる患者さんへの基本施術を行った二日間では、先生から持っていた疑問への的確なアドバイスを頂けました。すこし自信が持てたと思います!
本部道場では、現在私たちが教わった基本施術の形と違う基本施術の流れがあって、体感してそれぞれに良さがあるなと感じたので、いろんな方の施術を受けてみたいなと思いました。

講義には関係ないけど、誕生日祝って頂けて嬉しかったです!ありがとうございました!

残すは三日と残り少ないですが、悔いの残らないよう時間を過ごしていきたいです。

兵庫県 50代 男性 S.F

集中講座も最終最後となってきました。今週は腱引き師コースに入り各症状に対する具体的な手技を学びました。まずは奥義七伝という基本的な手法を教授していただきましたが、病院(西洋医学)での治療・リハビリでは見ることのない方法でやはり武術的な動きが多いなといった印象を受けました。個々の症状に対応した「奥義技」と呼ばれる数々の技も覚えるだけでも精一杯です。手順を覚えたとしても指先を標的となる筋肉(または筋肉の間)に探りながらアプローチしなければならないので、これは練習と実践あるのみです。柳生心眼流の教えの通り「指を目のように使え」といったところでしょう。

個人的に興味深く感じたのは、小口先生から伺った話で「武術の活法で骨を継いだ際、必ず筋(筋絡)を整えて予後を良くする」というものでした。つまり、骨折した箇所を上手くつなげても(継いでも)筋肉も整えておかないと完治しても違和感が残ったり後遺症が残ることもあるわけですが、昔の治療家(=武術家)はそのことを知っていて骨を整復した後に筋肉を整えるまでを行っていたと。その先人たちの知恵が伝わらず、現在では多くの技が失われてしまったのは残念でなりません。(注:筋整流法では骨折の治療または治療法の伝授は行っていません)

腱引き師コースでは毎日新しいことの発見が続いています。新しい手技はもちろん、指の遣い方や指の形など「だからそうなのか!」と驚くようなことも多々あり、まだまだたくさん術式を習いたいと思う反面、人体について学ばなければならないことがたくさんあるんだと再認識しています。

集中講座も終わりが見えてきました。最後まで集中して頑張りたいと思います。

埼玉県 50代 男性 T.O

先週からの奥義伝授の続きですが、周りの知人にも腰回りや手首関連、五十肩を改善する施術を必要と思われる方が多く、自分も早く習得したい腱引きの施術でした。ただし、腰痛や股関節の改善には特に女性に関して施術するのに躊躇するデリケートな部分もあるので、きちんとした説明をして正しい手法で思い切って施術をするのが大事だと思いました。ちなみに自分は股関節周りの施術を受けるのに特段の痛みは感じないようだったので、みんなの腱体になってみましたが、それぞれ力加減や手の使い方などそれぞれ特徴があると思いました。
また、鬱症状を腱引きにより克服している方のお話を聞き、精神的な面も改善できる腱引きの施術について改めて驚きを感じました。そしてリンパ総管から頭部への施術を体験していただき、「気持ちよく施術を受けられた。」と言ってもらえたことは自信にありました。
本部道場での実技では、普段から腱引きを受けられるお客様に基本施術を実践させていただきました。とても緊張しましたが一連の施術後、「もっと自信を持ってやれば問題はない。」と言ってもらえたことはホっとしたと同時に大きな自信につながりました。なお、本部道場で教えていただいた腰の腱を逆に引いてからまた正しく引くことで施術の効果が目に見えて実感できて自信にもなりました。また、腰の腱を引く時の親指の位置、僧帽筋を引く時の親指のストロークなどのポイントを教えていただき実践してみると、これまであいまいだった腱の引き方にブレがなくなってきたと実感できました。
今後、腱引き師として活動していく中で重要な学びを得た一週間だったと思います。

静岡県 60代 男性 T.O

今週は先週に引き続き奥義伝授の講義が行われ、腰の改善・腕と指の調整・肩関節の調整などを小口先生直々の施術を受けました。研修生や先輩腱引き師の方々に検体になって頂き実際に施術を行いました。効果的な施術なのか自信がないが手順や方法などがある事が分かり、今後は伝授して頂いた施術を忘れないよう身体に染み込むまで練習を繰り返して行いたいと思います。
週の後半は本道場での 講義を受け諸先輩方から腱引き師としての知識や技術等を少しでも高め身につけて貰おうと寄り添って指導して頂きました。又、本道場のお客様を実際に施術をした事は自分の未熟さを痛感し良い経験になりまた。

愛知県 60代 男性 K.S

6週目は腱引き師コースの講義です。
「奥義秘伝」の手技には、基本施術以上に指の使い方が重要であることを学びました。
ですが「捉えて離さず、引いて弾かず」の教えが、まだまだ私のものにはなっていません。
これにはやはり「指を造る」ための経験値が絶対数必要であると感じました。

講義の中で小口代表には何度も検体になって頂き、「こうですか?ここで合っていますか?」など痛い思いをさせて頂きました。
また、実際の患者様にも何人か基本施術をさせて頂くことができ、大変有り難くとても良い学びとなりました。

私の50年近くの建築、建設現場で働く職人としての経験から、責任を負っている現場の職長に成るには、最短でも10年以上の経験が必要であることがわかっています。
この合宿を終え、たとえ腱引き師を名乗れたとしても、この地点からスタートし、ここから修行が始まるのだと思うと少し不安に感じることもあります。
きちんと技術を身につけて行くことが出来るだろうか、患者様を治して差し上げられるだろうか、更なる進化を遂げられるだろうかと。
しかし初心を忘れず、「守破離」を忠実に心得て、日々努力を怠らず邁進して参りたいと思います。

埼玉県 50代 女性 T.M

24日はギックリ腰の治し方と腰の横靭帯の押し込みを習いました。何年もうつ病で苦しみ、腱引きで治った方の体験をお聞きしました。病院で薬を飲んでいたけど、うつ病の薬は不安はとってくれるけれど頭がぼうっとして薬漬けになっている感じなのだそうです。小口先生の施術を受けて、人と会いたくなり、仕事に復帰し、アイデアがどんどん浮かんでくるようになって、「なぞり書きアプリ」の発明でグッドデザイン賞を取ったそうです。薬は鬱を治さない、腱引きを受けると生き物としての力が強くなる気がするとおっしゃいました。薬をやめるのはとても辛いことだったけど、自分には腱引きがある、腱引き師の小口先生たちが寄り添っていると思えたからやめられたのだそうです。趣味の手づつ花火の写真を見せていただきました。良かったなあと思いました、手づつ花火はいつか見に行きたいです。
25日は、手指の調整を習いました。相手の手首をしっかり持ってグーパーしてもらうことで伸筋と屈筋の調整ができて痛みがとれることに驚きました。
26日は、肩の調整。お昼頃、びっこをひきながら、男の人がやってきました。小口先生が股関節の軸調整をしたら普通に歩けるようになって帰っていきました。目の当たりにするとすごいことだとつくづくおもいました。
27日は、弓道で左手を痛めた方の施術を学びました。弓道は弓を引くとき独特のやり方で肘と肩を回すので橈骨と尺骨に細かなねじれが生じてもとにもどらなくなったのが原因でした。二頭筋長頭の調整をし、前腕のねじれを取るためさすり、斜索の調整をしたら、その場で痛みがとれ、ほんとうにうれしそうでした。
午後からと28日は一階の本部道場で実技を習いました。私たちの質問何でも答えてくださり、施術をしてもらって研修生同士でもやらせてもらいました。私は捻挫をするとなぜ第三腓骨筋と長指伸筋の腱が重なってしまうのかわからなかったので質問したところ、「捻挫をすると腱や筋肉が急に伸びて縮むが、そのとき元に戻らないのだろう。」というふうに答えていただき腑におちました。お客様にも基本施術をさせていただきました。こわごわ施術し、いつもの先生の術とは全然違ったでしょうに、「力の加減、良かったよ」「ありがとう」とお客様がいってくださりとてもうれしかったです。
6/30は、女性施術講習会に参加しました。全国から女性の先生方、男性の幹部の先生方がいらして、小口先生に女性の体についての講義を受け、エクソソームのお話を伺い、希望者は実際にエクソソームの体験もできました。エクソソームは脂肪の幹細胞の培養液で、美容、健康にとても良いのだそうです。
腸もみと子宮の位置の調整法の実技を丁寧に教えていただきました。何度も施術を見て受けて実際にやらせていただきました。子宮の調整はデリケートな部位にふれるので、相手をいやな気持ちをさせないよう手の触れかたも教えていただきました。基靭帯を整える施術を教えていただきました。相手に横向きに寝てもらい下側の足を伸ばして上の足を直角に曲げてもらいます。大転子のそばの中殿筋と小殿筋の境目に両手を重ねて当て、足先の方向に力をいれて体で押していきます。足を伸ばしてもらい脚が伸びきるタイミングで押す方向を臀部に変えてゴリッとさせる感じです。この後、腰が軽くなりました。
次に豚の子宮や卵巣を見てさわりました。子宮の表面はぬるぬるでコリコリしているところとふわっとしているところがありました。相手の体に触れるときもこの感触を想像しながらやれるとおもいました。

長崎県 50代 女性 K.S

途中参加で先週は2日しかなくあっという間でしたが、今週もカリキュラムみっちりで頭がパンパン、濃密すぎてあっという間でした。最初から参加の方達はこれを何週も突っ走ってこられているのかと尊敬しきりです。
週前半は腰痛改善調整、腕と手指、肩関節、五十肩調整、肘関節受容器のType別の調整、うつ(に伴う薬物療法)を腱引きで克服した方の講演がありました。
小口先生による股関節痛のお客様の施術も見学させて貰いました。歩き辛そうにしていたお客様に先週学んだばかりの下肢調整を行い、施術後スタスタと帰っていく、ビデオで何度も見た一撃改善を目の前で見て感激しました。
週後半は本部道場で小口雅裕先生による基本施術を全員受け(スピーディーで的確で無駄を削ぎ落とした施術に驚きました。自分が弦楽器になって身体中の弦(腱)を弾かれたような感覚でした)、塾頭、金子先生を交えての質疑応答、研修生によるお客様への施術を行いました。緊張で手順を間違えてしまいました。もっと余裕を持てるように練習します。
日曜日は女性施術講座がありました。全国の綺羅星のような女性腱引き師の方達に直接御指導頂き、合宿に参加して良かったとつくづく思いました。豚の子宮の解剖もあり、卵巣は想像していたより固く、もっと精進して指の感覚を高めれば触れて確認する事もできるようになるかもと楽しみになりました。
講習帰りには研修生全員と北村先生で会食に行ったり(初めてのさわやかハンバーグ美味しかったです)、誕生日の研修生のお祝いケーキを皆で頂いたり(誕生日が近い方が多くご縁を感じます)、親睦がより深まった一週間でした。合宿生活も残り少なくなりましたが、最後まで頑張ります。