秋田県 40代 男性 N・I

第3週。今回はこれまで学んできた基本施術、及び新たに学ぶ脚部への標準施術の施術手順を完全に覚えている事が求められる内容となっていました。

 結論として、手順は完全に覚えられましたが、やはりその手技1つ1つに求められる完成度は話にならないレベルであると感じられ、残念な結果でありました。残りの合宿での自分の進化に期待したいところです。

 以下、この週で学んだ事、気づいたことをまとめます。

 ①「腱引きの真髄は基本施術にある」:もし施術がうまくいかない場合は基本施術を繰り返してみる。そうする事でその症状の改善や、その症状の原因、対策が見えてくる事がある。それ位に重要なものであり、又、それを活かす為には正しい手順で行う事が重要。
慣れてくると手技を自分でどんどんたカスタマイズしてしまいがちだが、それでは本来目指している効果から、どんどんズレていく事になりかねない。
これは自分にも身に覚えがある事で、忘れてはならない一文だと思います。

②「体の構造の理解」:まずはおおまかに体の構造を掴み、何故この様な構造になっているのか理解できれば、何が原因で悪くなっていったのかの「ダメージストーリー」を正確に描く事が可能となり、これを逆に辿っていく事によりその症状を治す方法が浮かんでくる。

③「腱引きとは何か」:身体(腱)の張力を均等にする事により、健康に導く技術と理解。

④「検査法3種」:⑴聴取診断によって原因を探る。⑵視覚診断によって(身体のバランスを見る等)障害部位を特定する。⑶接触診断によって総合診断を行う。

⑤「患者からの評価」:改善が見られないと最低評価なのはもちろんだが、大事なのは患者が将来的に自分が楽な状態になると予想できる様、希望を実感してもらう事である。

 例えば、その場で完全に症状を無くす事が出来なかったとしても、患者は施術結果だけでなく、施主者が発した言葉も含めて総合的に判断される為、話の内容にも留意する必要がある。

 手技を通して思った事、気づいた事もまとめると、

 ①現在の自分の技能では上手く腱を探す事が出来ず、何度もやり直してしまう傾向にあるが、場所によって患者に痛み、不快感を与える事もある為、同じ箇所でのやり直し回数は3〜4回位が限度かと感じました。

 ②現在の合宿は生徒2名で行われており、より多く人に施術する機会に恵まれているのは大変有り難いと思っているのですが、本当に自分が腱を引けているのか、その位置、力加減、相手の感じ方がよくわかっていないと自覚していす。

 これには、人から施術してもらう経験がかなり必要であるのではと思い至りました。

 実際に一度、小口先生に腰の腱引きをお願いし経験させて頂きましたが、やはり得るものも大きかったです。

 この様に、特に施術の上級者からの施術も機会があればぜひ多く経験させて頂きたいと切に願うところです。

愛知県 50代 男性 M・K

基本上級コースコースは、今まで学んだことを正確にできるようにします

そこへ足踏みが楽にできるよう「足の調整」が加わりました

すべての手順だけで25行程あり、順番を間違えずに正確にやることへのプレッシャーがかかりました

練習からテストまでは、冷や汗、脂汗が出るほどずっと緊張しました

小口先生には、直接腱の引き方を体験させていただき勉強になりました

先輩先生のお身体を借りて具体的に教えて頂いたこと感謝しています

特に研修中に私たち研修生の歓迎会を小口先生の美味しい手料理でおもてなしを受けたこと感動いたしました

無事、筋整流法基本上級施術士認定証をいただきました

筋整流法基本2級施術士認定証

筋整流法基本1級施術士認定証

と各コーステスト終了と共に認定証をいただけるのは自信になります

ありがとうございました

今度の11月10日から始まる診断士施術師コースは、先生がまとめ上げた機能的解剖生理学の毎日テストがあるとのこと

11日間集中講座がない間に研究できるよう診断士施術師コース上下巻をプレゼントしていただきました

難しい医学書をみんなによくわかるようにとおまとめになられた小口先生は素晴らしいと思いました

腱引き師を養成するためのこのようなシステムを構築されたのは凄いことだと思います

感謝しております