秋田県 40代 男性 N・I

第4週。今回は実際に施術時に必要な診断のコツ、及びその診断でどの部位がどの様に悪くなったのかを考察出来る為の知識等を学びました。

 この週は、身体を悪くし、改善を求めて本道場に来られた方へ施術する場面を何度か目にする機会に恵まれましたが、今回来られた方々は一度で痛みが消えるといった症状では無く、その都度、基本施術に戻りながら新たな原因を探り、改善へと導いていく過程をとっていました。また、その際の施術では、途中考える為に一度手が止まるという事もありませんでした。

 これは、施術する前の診断の段階で、幾つかの原因とその対処療法を頭に浮かべ、さらに施術しながらもそれを考察しているから可能になるのだと理解しました。今回学んだ内容は、この様な事が出来る様になるヒントであり、この学んだ経験を基に診断の精度を高める様に考えていきなさいというメッセージであると思っています。

 以下、今回学んだ中で重要と思われたものをまとめます。

①守破離の思想

 「守」:支援の基で作業する→半人前
    :自律的に作業する→一人前
 「破」:作業を分析して改良出来る→1.5人前
 「離」:新たな知識(技術)を開発出来る→創造者

米 まずは決められた型を覚え、実戦を重ねる内に、している事の意味を理解し、さらには問題点、改良点が見えてくる。それをさらに進め、理解が上がっていくと、全く新しい気付きが生まれてくると解釈。

②刺激の優先順位(脳は複数の刺激を同時に受ける)

運動>触覚>痛み

③痛みが出る筋収縮は伸張性収縮の時。

④筋が伸張して付着部の骨膜が剥がれそうになると、その危険を避ける為に筋が緩む。

 故に、伸張性を起こしている筋を引くと、筋が緩む(痛みが消える)。

 だだし、原因(姿勢)を改善させないと再発する。これには、拮抗筋と重力の影響を考えなくてはならない。

⑤天窓は精神的疾患について大きな効果が望める(特に睡眠障害には有効そう)。

他にも、色々な知識を学びましたが、それらの知識は直接手技に活かす機会が無かったとしても、患者との会話て活かす機会があるかもしれず、会話も施術の一つと考えると無駄な知識というのは存在しないなと思う次第でした。

愛知県 50代 男性 M・K

診断師コース

診断士施術師コース上下巻を予習して

授業後次の日テストを受けさせていただきました

初めての第1回テストは難しく、1回目ダメ、2回目もダメ、3回目テキスト持ち込みにて合格とビックリしました

卒業できるということはわかりましたが

研修生どちらかが不合格だと2回目、3回目と一緒に受けなければならないという連帯責任はつらかったです

60歳だとテキスト持ち込み可だそうです

57歳の私は、あと3年後だと楽をできましたね

腱引き療法正統伝承者小口先生最後の集中講座ですから、これでむしろよかったと思い、感謝するようにしました

でも、若い時にもっとしっかり解剖生理学を勉強しておけばよかったとも思いました

私が不合格だと相手に迷惑かけるんじゃないかとプレッシャーが大変で夜寝られなくなりました

そして私は、まじめでうつになるHSP(繊細)なので、頭痛や寝汗でうなされ寝れなくなると大変でした

何とか、2,3、4回目のテストは、柔道整復師の相方に迷惑かけることなく1回で合格できました

来週あと3回あるテストのことを考えるとゆううつになってしまいます

1日1日思い煩うことなくベストを尽くすしかないですね

小口先生もショートスリーパーで患者さんの病気を治すため夢中で勉強していると朝になっているそうです

みんなの見ている前で難病を治す、ぶっつけ本番、恥など気にせずやる

これを私たちに教えたかったのかもしれませんね

ありがとうございました