東京都 30代 女性 M・H
今週は語り部の腱引き師の方がサポートに来てくださり、
小口先生の講義の補足などをまとめて教えていただくなど、講義のあとも有意義な時間でした。
個人的には、この合宿に入ってから次第に不調をきたしていた右手首が久々に見慣れた形に戻ってくれたこと、そしてまさかの全身感覚異常になり、発熱を起こすなどという事件が二大ニュースとなりました。
前者は、もともとたまに痛みを感じていた手首が、毎日の研修などで少しずつ違和感を常時感じるようになり、先週などは前腕の筋肉の張りや手首のつまりと痛みから、日常生活にも支障が出ていていた状態だったのですが、
サポート腱引き師の方に調整いただいたところ、数週間ぶりに腕のツッパリ感がすっと消えました。
手首のいくつかの骨が玉突きのように少しずつずれていたというお見立てでした。
ただ、しばらくその状態が続いたためか、最近はペンを持ってノートを取るだけで骨がずれていくようになっているようで、いまだ手首~肘の痛みと不自由さは残っています。
後者は、施術にて全身の調整をしていただいたところ、帰宅し就寝して数時間後に違和感で目が覚め、起き上がろうとしたところ、全身がひどく重く、分厚い布越しに触れられているような感覚異常を起こしていました。頭の中や気持ち自体は平常なのと、強い痛みなどがないため、世界が変わったような妙な感覚でした。
同時に発熱などもありましたが、今は少しずつ落ち着いてきています。
元々かなりバランスが崩れていた体を整えていただいたので、拮抗していたものが乱れたのではないかということでした。
今週の講義で、鬱や全身疼痛などの疾患を抱える方のお話を聞く講義があったのですが、皆さんとても穏やかで優しく、私は痛みこそありませんでしたが体がうまく動かない気持ち悪さというのは言葉にはできないものだったので、講師の皆さんの人間としての強さを改めて感じる機会となりました。
また、人の手によって起きる影響がこれほどまでに大きいものなのだということも痛感しました。
他人の体をお預かりすることの責任の重さを体感できたように思います。
集中合宿という場だからこそ学べるものがたくさんあると思った週でした。
来週も頑張ります。
千葉県 20代 女性 M・S
腱引き師コースの一週目は、これまでに学んだ基本施術に加え、足、膝、腰のより細かな調整・修復術である奥義を学びました。また、日本の伝統医療の変遷から、その中で現代に腱引き療法が残ってきた流れを学びました。
基本施術はとても完成されていて、一通り行うだけでも身体の多くの不調を改善できるものである事を先週までで実感しましたが、奥義を学ぶことにより、身体のパーツごと・不調ごとの改善に更に特化したアプローチ術を知りました。情報量がさらに多くなり難しいと感じましたが、先生方や先輩方のお力をお借りして理解することができました。これまでより多くの症状を改善できる技に感動し、しっかり身につけて施術する際に的確に使えるようになりたいと思いました。
来週も奥義伝承の講義が続きますが、それぞれの技をより深く理解できるよう、積極的な姿勢で臨みたいと思います。
岩手県 30代 女性 I・H
合宿最後の腱引き師コースがスタートしました。
奥義は伝授されたからといってすぐに使えるわけではないく、研究して技を磨いて初めて使うことができること研究を怠ることなく、伝授された技を磨き、自分自身が指導者として施術者を育成に尽力しなければならないことを教えていただきました。
小口先生の座右の銘
施術者は、大海に浮かぶ流木のようなものである
変わらないということは、何もしないということだ一歩踏み出せば、新しい風が吹く小口先生の言葉にとても感動しました。
わたしも信頼される腱引き師を目指して、努力を怠らず一歩ずつ進んで行きたいと思います。
そのためにも腱引き師としてたくさんの人と向き合って行く中で、自分のブレない芯となる小口先生のような座右の銘を見つけたいと思います。
今週は実際に症状のある方や事務局の方達を施術する機会がありました。
普段先生や合宿生同士でやるのとは違い、とても緊張して手が震えました。
基本施術をしながら会話をしたり、身体の不調をどうやったら良くなるだろうと考えながら行いました。
思考を止めず指先にも神経を集中してやるのは大変でしたがとても勉強になりました。
残りの期間でまた施術する機会があれば、症状が良くなるように先生方からアドバイスもいただきながら練習したいと思います。
個人的なことでは、週の真ん中で体調を崩してしまい、先生や先輩方、事務局の方達、同期の皆さんに助けていただきました。
沢山支えていただきありがとうございました。
素敵な仲間に出会えて本当に良かったです。
残りの時間も明るく元気に楽しく勉強していきたいと思います。
広島県 30代 男性 O・T
11/15(月)
【講義】奥義伝承1、腱引き療法の歴史、鬱と腱引き療法について
【実技】ー【感想】合宿21日目、今週から腱引き師コースに入りました。腱引き療法や日本医療の歴史について学び、大変勉強になりました。歴史の部分はとても面白く、今後の復習でもう少し深く勉強したいと思いました。
また、鬱病を患われた方の腱引きとの出会いについて、話を伺う事ができました。ギックリ腰や捻挫などの実際の痛みと違い、精神的な病においても、腱引き療法が有効である事や社会復帰までの話を聞く事ができ、とても参考になりました。頭部調整の施術を体験させてもらい、実際の患者さんの状態を知る事ができ、勉強になりました。今後の施術で、必ず活きてくると思います。
11/16(火)
【講義】奥義七伝、現代の腱引き療法、捻挫修復術
【実技】捻挫修復、基本施術の練習
【感想】合宿22日目、捻挫修復の方法を学び、腱引きならではの施術方法に驚きました。松葉杖で来られた患者さんが普通に歩いたり、ジャンプしたりと回復スピードに驚きました。
今日から3日間、岩城先生がサポートに来られました。研修後の補講で、基本施術の目的やポイントを教えていただき、何のために施術を行うのかしっかり考えてやらないといけないと改めて実感しました。説明される内容がわかりやすく、とても勉強になりました。
11/17(水)
【講義】膝関節調整、股関節調整
【実技】膝関節タイドマーク調整、軸調整、総腱の調整、大腰筋調整、外閉鎖筋調整、振り出し法
【感想】合宿23日目、腱引き師コースに入り、新たな施術方法が増え、頭が混乱してきました。施術の方法によっては、患者さんだけでなく、施術者も負傷する可能性があり、施術の方法や目的をしっかりと理解して行わないといけないと実感しました。施術者も負担の少ない施術方法を行い、身体を大事にしたいと思いました。
11/18(木)
【講義】腰痛調整
【実技】腹直筋調整、大腰筋調整、横靭帯調整
【感想】合宿24日目、ギックリ腰の調整方法を学びました。ギックリ腰により、介助がないと歩けない状態が、いつもの歩行ができる状態にまでなる施術が改めて凄いなと実感しました。ギックリ腰の状態は、すべてが同じでは無いので、正しい診断と施術の組立てを、自分で考えて実施できるように、学んだ内容をしっかりと復習したいと思いました。
11/19(金)
【講義】ー
【実技】施術の復習
【感想】合宿25日目、今週行った実技の復習と基本施術の練習を行いました。捻挫にギックリ腰、膝関節、股関節の調整といろいろ学び、若干頭がパンク気味だったので、施術の整理ができて良かったです。
また、基本施術も腱引き師以外の方を行うことができ、緊張しましたが大きな問題もなく施術ができ、ほっとしました。基本施術は、今後ずっと行うものなので、どういう効果があるか、どの腱(筋肉)に対して行うかなどしっかり考えながら実施したいと思います。