埼玉都 50代 男性 Y・N
身体のアライメントについて
磯村先生のお話はアライメントをとれば、体の痛みがなくなる。
を基本に進められ、体の基本軸を基本に前後、左右、内転、外転を視覚診断で把握し、痛みの原因を探っていくというものでした。
関節が痛む原因はその場所ではなく、そこにテンションをかけている筋肉なので、痛む場所を処置しても痛みがとれないのは当然ですが、自分の知っている治療法では原因を取り除くことはできないだろうと思います。
関節部は狭いところにいろいろ詰め込んであるイメージで、テンションもかかりやすく、正に「首」ネックですね。
人間は2足歩行で、重力を他の動物より受けやすいかわりに手の自由を獲得したので、致し方ありませんが細かく調整が必要だと感じました。
代償運動は、人間の体の構造が良くできているためだと感じました。
一つの不具合があっても他の筋肉が動いて、違う役割も果たす、そのかわり別の不具合がでる。人間の構造は生存を中心に考えられて、多少の痛みや不具合は出てもしょうがないと切り捨てることもできる、ある意味冷酷なシステムであると思いました。
磯村先生の施術をうけて
磯村先生の質問に的確な筋肉名を答えることが出来ず、大変ご迷惑をかける結果になってしまいました。今後は、筋肉の名前を憶えて、しっかり答えられるように精進したいと思います。
磯村先生の施術はとてもやさしく、力が入ってないのに、遠くの場所まで、加えられた力が伝わる感じでした。
また、施術をしているときに、体の中心で腱を引くように指導を受け、患者さんに向き合う姿勢とともに、基本はしっかりと守らないといけないと痛感しました。
磯村先生の患者さんの触り方も、大事なところは丁寧に扱っているのがよくわかりました。 日々、精進していきたいと思います。
診断師試験について
今回2回目で合格できましたが、もらった資料に書いてあることやいつも聞いている筋肉名がでているにも関わらず、答えられないという残念な結果となりました。
今後は、筋肉、骨、神経を憶え、スラスラと答えられるように、そしてその知識が施術に生かせるように精進していきたいと思います。
千葉県 50代 男性 N・K
痛みについて
人間のセンサーはとても膨大で、その情報処理を常にこなしつつ、生命維持活動を行い、体を動かし続けなければならない脳の無意識レベルのタスク処理の多さに驚かされるばかりです。
センサーが膨大できめ細かく肉体の現状把握を行ってるために、痛みの原因よりも、痛む場所に注視してしまうのは、構造上致し方無いと思います。
自分も姿勢が悪く、常に痛みを感じながら生活していましたので、右太ももの外側が痛めば、そのあたりに原因があると思っていました。
しかし、痛みの原因は大腿神経がおしりあたりで、圧迫されているためで、太ももの外側の筋肉が悪いわけではないのですが、固くなって伸びないので、何かここの筋肉あたりに原因があるのではと思ってしまうようになっているのでは?と感じました。
上手く言えませんが、錯覚のような感じで起こる痛みで他に原因がある場合であっても、防衛本能により、痛みが強い場所に意識がいき、そこになにか問題があるように思ってしまうと感じます。
実際に外傷がある場合は早急に治療をしなければ命の危険がありますから、痛む場所を注視せざるを得ないのは当然のことだと思います。
診断力について
腱引き師の扱う痛みは、外傷ではなく打ち身で起こった筋肉のズレや、習慣的に起こる筋肉のアンバランスな使い方による慢性的な痛み、姿勢からくる生活習慣的な痛み等だと思いますので、根本的な痛みの原因が他にあるのかを探る必要性があると認識しています。
録画で見せていただいた小口先生の診断方法では、病状からの予測、各種テストによる診断と、常に筋肉の動きや腱の位置や状態を手で感じとる触診。他の治療技術にはない患者さんの状態を常に見る姿勢に腱引きの素晴らしさと圧倒的な技術力を感じました。
脳は体や精神を守るため、ワザと間違った情報や錯覚を発信するものと認識しています。
脳の防衛本能で致し方の無いことだと思いますし、脳が第一に考えるのは、生き残ることその一点であると認識しています。
生き残るためには多少の損失も目をつぶる、冷酷なシステムも兼ね備えていると考えます。
その点も踏まえて、3診である視覚、聴取、触診を行っていかなければならないと考えます。
そのためには膨大な知識が必要であるということは理解しています。
そして、脳のウソを見破るためには体の反応を見逃さない反射テストと触診が大事であると考えます。
筋肉の多重構造について
今回の診断師講座で習ったことと少し違いますが、レポートに書くのを忘れていた事だったので、私見ですが書いて行きます。
筋肉は縮むか伸びるか、ONかOFFしかないのに、体全体ではとても複雑な動きができます。
高度な姿勢制御プログラムと、ありとあらゆる方向についている筋肉のおかげだと考えています。
ありとあらゆる方向に付いているはずの筋肉ですが、普段目にする人間の筋肉構造の図を見ると筋肉の流れが一定で、とても複雑に動ける感じがしませんでした。体全体では縦方向、お腹周りは横方向な感じです。
首とかこの流れでどうやって動いているんだと思ったら、あったんですね、その奥に。
インナーマッスルという言葉も知っていましたが、筋肉が何重にも重なっているのを見て納得しました。
そして、新たな疑問がでました。そもそもなんで重なっているんだ?と。
重ねていく意味は何なのか?胴体の筋肉を薄っぺらくしている意味は?
私が辿り着いた答えは、鎧です。
臓器を守るための鎧。そして自由に動かなければ消化ができない胃腸を、固定することなく一定の位置に収納するための内圧をかける包帯とかさらしのような役割があると思います。
あと呼吸も妨げてはいけないので、薄く広い筋肉が胴体を覆っていると考えられます。
人間の構造上、大事な臓器は体の奥に入っている印象です。脳は頭蓋骨、脊髄は背骨、動脈は体の中。
胃腸を守るのは外腹斜筋や広背筋など、心臓や肺は大胸筋や僧帽筋など。
ということは、ひろく薄い筋肉の下にある筋肉も重要な役割を担っていると考えられます。
体の外側に行くほど損傷するリスクが高くなっていきますから、厚くできない筋肉を薄く重ねることで強度を増していると考えれば、この筋肉の多重構造の設計思想が理にかなっていると思います。
うまくまとめられませんでしたが、人間の構造はとても面白く、難解であると思います。
愛知県 40代 男性 T・Y
今週は座学(テスト)の週になります。
筆記のテストの話は他の受講生が書いてくれると信じて、初日、2日目の身体アライメントや監察の仕方についての書かしていただきます。
初心者の方と上級者の方は基本に忠実で、慣れてきた中級者が我流になって手癖が増えていく。という事を実感いたしました。
簡単に行っている検査や目視も、理由があって、経験に裏打ちされている事を心が折れそうなぐらい簡単に行っており、自分の技術の未熟さにうちひしがれる思いでいっぱいになりました。
ちょっとした所作のコツを言われても、自分の予想より遙かに結果を出す行動に驚きを隠せないレベルのことも多々思い知らされました。
判っていないときは、どのレベルで判っていないと言う事で、新しい理解が得られる。臆せずにきちんと質問して後悔がない授業にさせていただきました。
技術の話がメインになると、書けない事が多すぎて箇条書きにしかできませんが、今週も実りのある充実した週になりました。
きれいに書いていますが、授業内容は追い込まれるレベルで密度が濃くなっています。
詰め込みでパンクしないように頑張って次週からの合宿も行っていきたいです。
兵庫県 20代 男性 K・W
今週は診断師講座の筆記試験がありました。
試験内容は思っていたより難しかったのですが遠藤先生の講座のおかげで合格することが出来ました。
これからもっと筋肉の名前や脳と身体の繋がりなどを勉強して理論的に説明出来る腱引師になりたいです。
診断師講座の初めに2日間だけイソムラ先生の講座があり本当に色々な事が学べました。
イソムラ先生は理論的に説明してくださり外反母趾の調整の仕方や色々な腰痛の施術の仕方など沢山の事を教えてくださりとても楽しい講座でした。
アライメントを調整する重要性と症状、原因、メカニズムの説明がしっかりと出来るかが大切なんだと思いました。
来週からは腱引師コースに入ってもっと技術的に色々学べるのでとても楽しみです。