茨城県 30代 男性 K.I
コロナ感染による高熱のせいで休み中ほとんど練習できず、かつ体力が落ちた状態で臨んだ診断師コース第一週。とても疲れました。でも面白かった!
前回まででとりあえず手順だけ覚えた基本施術ですが、ちゃんと診断できないと最大限の効果を発揮できないのだなとわかりました。。
どうして痛みが出るのか、どうして身体のアライメントが崩れると不具合が生じるのか、どういう効果を狙って施術をするのか、他の人はどう診断していて何が自分の視点と違うのか、お客さんは自身の症状をどう評価しているのか、そういったことを考えて腱を引かないと治せるものも治らなかったり、中途半端な改善になってしまうのだなと思いました。
基本施術に関しては、最初の頃よりは上手くなった自覚があるものの、だんだんよくわからなくなり「これって、どうやってたんだっけ?」と混乱することが多くなった。これも成長過程だと思いたい。
中澤先生を腱体にグループ診断をしてそれに基づいて基本施術をする際、調子が悪いという右肩を私が担当して施術したのですが、「三分の一」改善できたのが良い経験でした。少しでも改善できた!という喜びと、悔しい〜という気持ち。伸びしろがたくさんあるってことで、前向きに精進していこうと思います。
埼玉県 50代 男性 K.N
4週目: 11日間のハーフタイムを終えて、後半戦が始まりました。今までは特に体、手を動かす、感覚を養い、基本施術の手順を叩き込むといった実働の週を終え、主に頭を使う週へと移行しました。
講習の概要:生命の誕生から 複雑な神経プロセスに関与している脳と密接な関係がある痛みについて、細胞の役割、人体の構造、そしてエビデンスをもとした診断法を学習しました。
講習内容:生命の誕生をからの腱引き療法を考え、特にゼロから、想像する力だけで翻訳した解体新書に重ねて、まだまだ発展途上にある腱引きを議論を重ねてより良いものにして行くことの重要さを学び、人体の構造をもとに、視覚・聴取・接触診断を行い、今まで学習した、基本施術がどのような効果がきたおできるのかをグループで協力しながら最終的には施術するまでを学習しました。
まとめ: 痛みは個人によって異なる体験となるため、脳の関係性も複雑であり、これらのプロセスは、痛みの知覚、評価、感情への反応など、痛みの体験を形成するために重要な役割を果たすことに感銘を受け、小口先生が行った痛みに関する施術後のエビデンスに腱引きの素晴らしさを感じ、自分でこれらの材料をもとに診断をしなければならない責任を重く感じ、もっと精進しなければと強く思いました。
今週はなんと、気仙沼直送のマグロ丼をご馳走していただきグルメ合宿の様相に変化してきたのではと勝手に思っております。(それはそれでありがたいです。)
週末はこちらに残り、沼津、富士宮に見聞を広げるために行くことができました。これもこの合宿の良いところだと思います。
静岡県 40代 女性 M.S
【6/12】
今日から『診断士』の講習が始まる。
今期からテキストが新しくなり、先生方も今回のテキストで教えるのは初めてとのこと。
テキストの内容は、数回読んだだけではなかなか理解出来ず、腱引きの奥深さを感じる1日となった。
【6/13】
卒業されて腱引き師として活躍されている方々が助っ人に来てくださる。
座学の後、過去の映像から患者がどのような問題を抱えていると推察できるか?をグループに分かれて推論する。
ここでは、自分の病理及び骨格や筋肉に関する知識のなさが浮き彫りになり、勉強不足を痛感する事になった。
(自分が言いたいことを表現する単語が出てこない)
また、前期で習った基本施術の意味を考え直す(なぜ、その施術を行うのか)ものになった。
【6/14】
前期で習った手技が、治療の手段であるのに対して、後半の『診断士』では、その手技を最大限に活かすために、患者がどのような状態か、それに対して何をするべきなのかを判断するための考え方を学習しているのですが、そもそもの人体構造への理解や、生体反応に関する知識も必要だと気付かされ、学ぶことの多さに愕然とする。ここで習うことはほんの一握りで、腱引き師になってからがスタートだという事に改めて気付かされた1日だった。
【6/15】
グループ診断を行う。
人によって体の使い方は様々で、じっくり見るといろんな癖がある事に気づく。
幼少期の怪我や、長く続けているスポーツの影響など、その人の歴史がちゃんと体に残っていることが感じられた。
自分の体を見てもらって、自分で認識しているところと、指摘されて気付いた箇所もあり、気づきの多い1日だった。
お昼休みに小口先生の腰の腱を、受講生全員で引かせてもらい、アドバイスを頂く。
私は全く出来ておらず、午後から特訓となる。
【6/16】
合宿が始まって初めて5日間講習を受けていて、流石に脳に疲労を感じる。
昨日に引き続きグループ診断と、施術もさせてもらいちょっとした腱引き師気分を味わう。
正しく診断出来る知識と正確な施術の技術を両立させるのが、課題だと感じた。
座学が多い分、手技の練習時間が少なくなっているので、受講生同士で施術しあって力加減や場所の確認などを行う。
力の抜き方や指の角度など、まだまだ精度が足りず、試行錯誤の日々が続く。
東京都 50代 男性 S.K
およそ10日間の休みを経て、今週からは「診断士コース」が始まった。
基本上級より自分の中では大きな「霧」に入ってしまった感覚である。特に根幹の技術である「腰の腱を引く」ことが全く分からない、出来ない。。。それでも朝練や講義での練習を積み重ねていく中で「これかな」?という感覚が少しづつ出てきた。根気よく付き合ってくれる講師の方々や仲間への感謝に絶えません。
講義については「痛みについて」、 「人体の構造」と進んでいくが何分、初めての言葉、単語が多く馴染んで行くしかない。そして初歩の診断について教わり、いよいよ「グループ診断」が始まる。これは一人の検体に対してグループ5人なら5人でそれぞれの見解を出す。まずは視覚による観察、各々が各自の見立てを討論してまとめていく。
この時自分では気づかなかった部分も出てきて大変興味深く進んで行った。
途中、先輩より「今回の講義のポイントは何だろう」、「この講義で講師は何を伝えたい」のかの視点を持つようにアドバイスを受けました。
診断士コースも明日より後半に入ります。「霧」全然れてませんが上のアドバイスを踏まえつつ前に進んで行こうと思います。
埼玉県 70代 男性 F.H
腱引き療法の考え方
これまで定かでなかった腱挽きの伝授法を、小口先生が考案された腱引き療法の基本施術によって、1月足らずの間に身体に染み入ってきているような実感があります。
凄いです。まだまだまだ発展途上の入り口ではありますが手応えを感じています。
合宿から家に帰って、早速隣のスナックのママさんに協力していただいて練習させていただきました。
今回は飲む前にさせていただくことにしましたが、「目がパッチリした。体が軽くなった。」とよろこんでいただき、自信になりました。
小口先生が言われる「腱引きによって人が治っていく経験をかさねると知性なんて及びもつかない興奮と感動に打ちのめされます」。目標ができました。わたしもそのような体験を積み重ねて生きたいと思います。
腱引きの世界観
「目の前に縁あって身体的、精神的な問題を抱えて現れた人の、腱を引くことで、その人の人生を大きく変えることがあるかもしれない。その人の可能性を大きく開くのか。本来の目的をゆがめてしまわないか。腱引き師として、自分が関わるということについて、その覚悟を問い直してみたいものです。」
自分の弱さに負けて、その覚悟が揺らがないように自分に問い直し続けます。
ありがとうございました。
合宿からの帰りは、いつも疲れた体に睡魔に襲われますが、昨日は、同期の仲間に頼んでリンパ総管の調整をお願いしました。お陰様で、睡魔に襲われることもなく元気に家に辿り着くとができました。感謝です。うれしいです。