三重県 20代 女性 N.Y

初めて一人で訪れた静岡、緊張と驚きの四日間であっという間に時間が過ぎていきました。

初日のオリエンテーションでは、他己紹介というのを行いました。
自分ではなく相手を紹介するためには、当然相手のことを知っていないと出来ないので、自然と会話になるのが面白いやり方だと思いました。

一週目は二級の内容ということで、腰・肩・腕の構造や、腱の引き方、出し方について教えて頂きました。
指の使い方・力の入れ方とまだまだ自信もなく
探り探りですが、確かに腱を出せた!引けた!と感じた時の達成感が、もっと出来るようになりたいというやる気をさらに引き出しました。

講義では立体的な解剖図を見ながら、筋肉や筋についての解説を受けました。学校で習うような最低限の知識しかない自分にはとても興味深く為になる内容でした。やはり興味のある分野は楽しく学べるのだなと思います。
その中でも、小口先生の講義中・休憩中に溢れてくる知識の膨大さに驚きと楽しさを感じました。専門的な知識から派生した、「魚や肉の赤筋、白筋について」「サーロインの名前の由来について」等の話に、なるほど!と感心し、つい姿勢が前のめりになってしまいました。
そんななんでも知っている小口先生の経歴が、少し聞いた限りでも自分の知らない世界の話ばかりで面白すぎるので、もっとお話を聞かせて頂きたいです。

二日目には山梨から小林先生・花澤先生が来て下さり、その日のカリキュラム後、歓迎会がありました。
初日からお世話になっている北村先生・遠藤先生もですが、皆さんとても話しやすくて、分からないことを質問しやすいのが若輩者の自分にはとてもありがたかったです。
そして、歓迎会で美味しいものを皆で食べ、同期・先輩方と言葉を交えたことで、これからの合宿期間しっかり頑張ろう!と強く思えました。

最終日に受けた、基本二級施術士試験に全員で合格出来ました。ここで落ちる人はいないと言われて、少し不安ながらも無事全員で合格することが出来て嬉しかったです。

改めて、毎日ひたすら腱引きに集中して、その上多忙な小口先生に直接指導して頂けるこの環境は非常に恵まれているものだと思いました。
この集中合宿でしっかり腱引き師としての知識と技術を身につけられるよう精進していきます。

兵庫県 50代 男性 S.F

「腱引き(療法)」という療法の存在は知っていて以前から興味はありましたが、友人の強い勧めや生活環境の変化のタイミングでこの度思い切って集中講座を受講することにしました。
医療の資格を所持しており、以前に人間の身体のことや治療の方法等を勉強(西洋医学ベース)したつもりでしたが、ケガや身体の痛みに対する考え方やアプローチの仕方が全くと言ってよい程異なっており、とても新鮮で興味深いものばかりでした。
まずは基本の施術(手指を使っての「スジ」を触っていく練習や腰の「スジ」の位置確認など)を習い、おおまかな指使いを覚えていく練習を行いました。慣れない手つきでいつもと違う種類の汗が出てきたような気がして困惑する場面も多々ありましたが、先生方やサポートで参加してくださった腱引き師の方々から丁寧にご指導いただき、時には励まされてなんとか一通りできるようになりました。とても感謝しております。
講習会場の雰囲気としては、とてもアットホームでコマメに休憩を挟んでいただけたので負担も少なく、オン(講習)とオフ(休憩)の切り替えもできてとてもよい空気感がありました(特に小口先生の雑談も話題が幅広く、休憩の場が和やかになります)。
来週からもうワンステップ進むことになります。今までの経験はひとまず置いておくとして、一からやり直すつもりで今後も習得に取り組んでいきたいと思っています。

埼玉県 50代 男性 T.O

【内容】 5月13日 オリエンテーション 他己紹介 講義 筋整流法について 実技 腰の腱の位置確認 5月14日 講義 腕の構造 実技 虫様筋(末端の筋肉)の確認、調整 総指伸筋(虫様筋の上に覆いかぶさる筋肉、手首、肘)の確認、調整 5月15日 講義 肩の構造 実技 三角筋の調整 肩甲部から僧帽筋までの調整 運動指導実験 5月16日 基本施術総合練習 基本2級施術士認定試験 基本1級説明

【感想意見等】 オリエンテーションが他己紹介だった事でペアを組んだ相手の情報を聞き出すために会話するこ とで、自然と緊張が和らぎました。自己紹介を聞くよりも、一緒に学ぶ仲間への関心が深くな り、第36期生の人数が5人と少ないこともあり、打ち解けるのが早くできた様に思います。 先生の講義は秘伝書を読めば振り返り出来ますが、印象に残っているのは生活が変わると病気が 変わるという内容です。スマホなど電子端末の利用が生活上必須になり手首の専門医が必要にな るということでした。生活習慣の変化による疲労部位が変化しますが、一撃改善の筋整流法は 益々需要が高まるのではないかと思いました。 運動指導の実験において、立位前屈で床に指先が着床しなかったが、足の指の力だけで1m進む だけで腱が弛緩して床に指先が着床した時は驚きでした。 実技全般においては、武道等や医学の知識もないため、始めは指先に凄く力を入れて腱を確認、 調整していましたが、一緒に実技をしていた柔道整復師の資格を持つ仲間の助言や、北村、遠藤 先生方の施術の姿勢、コツを教えたいただき基本2級施術師認定に合格して嬉しかったですし、 ホッといたしました。

静岡県 60代 男性 T.O
  1. 医療に関して無知の私は不安で緊張感はマックスでした。先ずはオリエンテーションは斬新的な思考で緊張が少し和らいだ感じがしました。
  2. 座学では小口先生の話と画像を使った講義は分かりやすかったです。無知の私にとってカリキュラムに沿ったテキストがあると身体の部位の名前も覚え易いように思いました。
  3. 基本施術は何度も繰り返し行ったことにより手順は身についてきたと思いますが、腱の場所、力加減は悩むところがあります。まだまだ序の口のところではありますが、開業を目指し頑張りますので今後も宜しくお願いします。
愛知県 60代 男性 K.S

第一週目基本施術士2級の講座が終了しました。
私は昨年8月から12月までの計5回の腱引き療法のセミナーに参加させていただいていたので2級の基本施術を学んでいましたが、当時は指の腱出しがほぼ出来ていない状態でした。
ですが今回改めて施術士として学ぶことで意識が変化し、集中合宿では「合格しなければ!」と言う強い思いから指の腱が出せるようになって来ました。
練習時には小口代表の身体を触らせて頂いたきましたが、やはりとてもプレッシャーを感じました。
その感覚は施術される方に伝わってしまうと思うので、なるべく緊張とかは無い方が良いとは思いますが、今はプレッシャーを感じる事で自分自身も成長するのかなと思っています。
今回36期生の受講生の皆様とは大変楽しく学ばせて頂いております。
もちろん全員基本施術士2級合格しました!
腱引き集中合宿に関わる皆様のご指導のお陰です。
まだこれからも緊張しっぱなしになると思いますが、どうぞ皆様よろしくお願いいたします。