神奈川県 50代 男性 T.A.
6月23日(月)
朝は身体アライメントのペーパーテスト。いつものようにテスト勉強はしてきましたが、問題が尋ねてくる内容と、私が問題文を読んで解釈した問題文が期待する回答に差が生じてしまい、噛み合わない回答となってしまったため、ほぼ点数を取れず。。。なんとか小口先生の裁定もあり助けていただきましたが、私自身としてもたいへん不甲斐なく、あと2回のテストではこの事態を何としても防ぎたいと強く思いました。準備にこれまで以上に時間をかけることとします。
講義は脳の仕組みと神経。小口先生の話、ビデオの内容ともに面白く、その時はわかったつもりでいるのですが、テストとなると、、、と思われ、きちんとテキストを見直すことにしました。
基本施術は、気になっているところに対し各自が事前に「こうかな?」というのを準備しているようでそれを試す場にもなってきました。確度や技術を高めるには体験して身体で掴むことが一番となるため、自分も事前に解剖図等を確認して深めていけるように対応していきます。
6月24日(火)
テストは、なんとか合格。あと1回ありますが、今度は試験の範囲がテキストで50ページを超えるため準備など大変なことが十分に予想されますが、とにかくやり切ります。
その対象の筋肉の機能についてが今日の講座。毎度のことですが、講義中は理解したつもりになっていますが、テストとなるとちょっと違う目線でも用意が必要となりますので、準備をがんばります。
午後は運動指導の講座。自分がぎっくり腰(浮き腰)になったときにも指導してもらいましたが、そのときには、きちんと毎日身体を動かせよ。ということかと思っていましたが、ここまでの講座を受けて改めて運動指導の内容をみると、本当にやってほしいことが明確に感じることができて、理解が深まっていることが自分でも確認できました。
基本施術は、他の人の施術を見る時間も交代交代にもつことができ、自分だと指摘される点は自分が気になっているところなど、だいたい固定化してくる感じだったのですが、他の人のところででてくる指摘は、自分のものと違う観点のところもあり、非常に勉強になりました。
6月25日(水)
テストについては、対象となるテキスト範囲が広かったので準備が大変でしたが、なんとか合格することができました。診断施術師編については、これまでの内容を含めて、ここでおしまいということではなく、ここからが本当のスタートだというように思うことができましたので、例えば定期的にテキストを読み返してみるなど、より自分のものとできるようにしていきます。
いよいよ腱引師コースがスタートしました。今日は今までの歴史とこれからの心構えが中心の講座でした。歴史では私が学校やテレビなどで今まで見聞きした情報が、今回の小口先生の話により、す~っと事柄通しが繋がり、話の筋道が見えてきたところがあり、非常に興味深く学ぶことができました。いままで脈々と受け継がれてきた腱引の技の歴史の中に、自分も身をおくことになると思うと、改めて腱引きに対する今の思い、今後への覚悟など自身を顧みることができる良い日となりました。
6月26日(木)
今日からは主に実技としての奥義伝授がスタートしました。股関節の調整から捻挫による足への対応まで、いろいろな新しい対応を、自分の身体に試してもらい、その感覚をもって練習して身につけていきます。奥義がどういう考え方で成り立っているのかを小口先生が話をされますが、この段になって、今までの基本施術、診断師コースでの人体の構造や脳の働きなどの内容がすべて網羅されつつ説明がなされてきて、具体的なメカニズムと施術のアプローチの話になってくるので、「あぁ。このためにテストを含めたいままでの事柄が存在したんだな」というのを気づくことができました。
ただ、新しい術がひっきりなしに出てきては対応していくため、最初に何をやっていたのか?というのが途中で忘れそうになってしまい、休み時間に受講生どおしで話をしながら確認しました。どれもすごく有効な対応になりますが、まずはしっかりと身につけるということが一番になりますので、これまで以上に練習や復習をしていきたいと思いました。
愛知県 50代 男性 K.Y.
今週は、ついに診断施術師コースの最終週を迎えました。初日の午後一番から早速テストが行われ、緊張感の中でスタートしました。その後の講義や基本施術の反復練習を経て、翌朝一番に再びテスト。不安もありましたが、何とか全員でクリアすることができ、小口先生から診断施術師の認定証をいただいた瞬間、これまで以上に大きな喜びと安堵感をしっかりと噛みしめました。
テストを通じて実感したのは、「知識が浅いままでは腱引き師としては通用しない」という厳然たる事実です。技術だけでなく、それを支える理論や観察眼、施術を組み立てる想像力や判断力が必要であることを改めて痛感しました。
今後は、日々の中で少しずつでも知識を深める時間を作り、学び続けることを大切にしていきたいと強く思いました。
診断施術師の認定証とともに、次なるステップである「腱引き師コース」のテキストと、筋整流法の「奥義秘伝書」をいただいた瞬間、身が引き締まる思いがこみ上げました。同時に、午後からは新たに腱引き師コースに参加する仲間も合流し、新しい空気の中で研修が始まりました。
その研修の中で、小口先生より腱引きの歴史や腱引き師としての心構えを直接教わり、さらに「下肢の奥義」と言われる技もご本人から伝授いただきました。自らの体で施術を体感しながら、方法やコツを直に学べる時間はまさに貴重で、何ものにも代えがたい「生きた学び」であり、この先も自慢し誇りに思える価値ある財産となると思いました。
特に心に深く残っているのは、小口先生の座右の銘「流木の精神」についてのお話でした。これまでの人生を、先生が揺るぎない芯をもって歩んでこられた姿勢の核となるお話。また、「木を見て森を見ないことのないように」とのバランス感覚の重要性。さらに「変わらないということは、何もしないということだ。一歩踏み出せば新しい風が吹く」という言葉には、探究心を忘れず成長を続ける大切さが詰まっており、大きな感銘と感動を受けました。
そして、今週の大きな出来事がもう一つ。ゴッドハンドセミナーで出会い、私の班の担当講師としてお世話になった塚田先生と再会できたことです。実は、塚田先生との出会いが、私が本気で腱引き師を目指したいと思うようになった大きなきっかけの一つでもありました。そんな先生から「この人には腱引き師になってほしかった」と言っていただけたことは、本当に嬉しく、心に強く残る出来事となりました。
この5週間を通して、自分自身が少しずつ変わり、前に進んできた実感があります。改めて、腱引き師を志し、この合宿研修に思い切って飛び込んで本当に良かったと思います。
そして、残すところあと8日の研修で、今ある知識とスキルをできる限り磨く努力をし、来週から新たに学ぶ知識と奥義技をしっかりと身につけられるよう、集中して臨んでいきたいと思います。そして、「知識とスキルが未来の人生を切り拓く」と信じて、最終日に腱引き師としての認定証をいただけるよう全力を尽くし、新たな人生の一歩を踏み出す日を、感謝と誇りをもって迎えられるようにしたいと思います。
山形県 40代 女性 T.H.
ペーパーテスト期間は勉強しても知識が頭をすり抜けていくような感じでとても大変だった。「テストは落とすためにやっているのではない。それぞれが勉強の仕方を学ぶためにやっている。」という先生の言葉が、最初はしっくりこなかったがテスト期間最後になってぼんやりと分かってきた気がした。
テスト期間の始めの頃は、手からこぼれ落ちるサラサラの砂を手当たり次第に両手でかき集めようとするような勉強方法だったものが、毎日必死に勉強をするうちに変化していったからだ。手当たり次第ではなく、核となる部分を自分なり見つけてまずはそれをしっかりと覚える。その後に核の周辺に関連情報を配置して覚えていく。この勉強方法だと効率も良く大変覚えやすくて自分に合っていた。このような学習方法があると気が付くことができたのは、自分一人の力ではなく、同期の皆さんがそれぞれの勉強方法について惜しみなく情報交換してくれたおかげだ。いつもながら同期の皆さんには感謝の気持ちでいっぱい。
先週から今週の前半にかけて、自分としては辛い期間だった。自分は腱引き師としてやっていけるのか?自分には無理なのでは?自分には向いていないのでは?など、急にたくさんの不安が募り毎日が不安だらけとなった。なぜそのような状態になったのかこのレポートを書きながら振り返ってみる。この合宿中に学んだ「腫れのしくみ」のようなことが起きていたのではないかと思った。
まず、座学の内容がより深く専門的になり難しい内容の情報が大量に押し寄せた。それに加えて基本施術の練習では今までより一層細かい指導が入るようになり、実技の練習中に気をつけるべき情報量が一気に増えた。これら2つの出来事が毎日繰り返されるうちに情報処理が追いつかなくなり、自分の中の何らかの回路が大量の情報により渋滞を起こして流れが悪くなり、その副産物としてさまざな形の不安というものが生まれていたのではないかと思った。腫れのしくみを学んだおかげで自分のことをこうして客観的に分析できる術が一つできたことは心強い。
そして、感情の整理が追いつかないこの時期に小口先生の座右の銘と武士道の十五訓を教わることができたのはとても素晴らしいタイミングだった。教わった言葉を通して、自分の思考の癖や傾向、自分の考え方や行動のバランスが悪くなっていることに気が付いた。これから不安や悩みで踏みとどまることがあってもいつでもこの言葉に戻ってきたいと思う、そんな言葉に出会えてほんとうによかった。
愛知県 50代 T.M.
私は今まで整体の講義をいろいろな先生方から1000回以上は受けていると思うのですが、解剖学のテキストを見ながら講義を受けたことは多分2、3回しかなくて、解剖学的な質問をすると
「そんなことはいいからとにかく感覚を磨け」
と言われたりしていました。それはそれで一理あると思うのですが、筋整流法が解剖学や科学的なエビデンスを大切にしていることが私が興味を持った理由の一つでもありました。
整体の勉強をしていて医療業界を見ていていいなあと思うのは整体の世界では一人一流派と言われていて感覚を伝承していくものなので名人や達人といわれる人でもその人が亡くなると感覚を伝承出来ないかぎり、技は途絶えてしまいます。
しかし、医療業界では手術の上手い下手はあると思うのですが科学的に追求するので誰もが同じ結論に達し易かったりある研究者がなくなっても途中からその研究を引き継ぐことが出来ることがいいと思います。
整体の世界で解剖学を重視しないのは身体や人に関することがまだまだ科学的に解明されていないことが多いことや受けて感じるもので文字や図などにすることが難しいことなどがあるのではないかと思います。
しかしそのことに真正面から取り組む小口先生に私は関心するばかりです。
医療保険の制度上の問題はあると思いますがいつの日かエビデンスをハッキリさせれば逆に医者が診療の時に腱引きの技を使う日が来てもおかしくないと思うしまた小口先生が研究されたことは何年たっても残るだろうし次に研究される方はゼロスタートではないのではないかと思いました。
東京都 40代 M.S.
⑴今週学べたことについて
合宿2週目という事もあり、慣れてきた部分とまだまだと感じる事がありました。
先週は初参加という事もあり緊張して張り切っていた部分もあったりましたが、今週は先週より1日少ないので気持ち的には何とか乗り越えられた感じでした。毎朝のテストがやはり落ち着かず… ただ、久しぶりのテストに対する勉強はいい緊張感もあって昔の入試の頃を思い出しました。他には患者さんが羽田の方から来られる方もいて。既に7年も小口先生の施術を受けに来られる方もいたり。他の方では人間国宝とされる方で、小口先生に施術して頂きたいという方もいらっしゃったりというお話もお聞かせいただけました。
誠心誠意、技術と知識に向き合う先生は「これが俺の生まれてきた使命だと思うんだよ」と休憩時間にさらっと言われたことに、ますます魅力を感じました。生き方も直接お教え頂けて、やはり創始者の創作された技術の一挙手一投足にはたくさんの学びがあります。
また、習う際に一人の感覚や指ひとつとっても反った方もいるので、教えるのも全て同じではないと言われたことに「なるほど。これはまた深い。」と細かく教えない事と自分で考えないといけない部分も理解しました。
⑵講義内容について
今週は診断士コースが終わり、いよいよ腱引き士コースの座学と新たな技術の実技に。来週はその復習と5日間もあるのでどんどん進んでいくと思うので診断士コースの内容も含めてしっかり復習もしないと…(汗)
診断士コースでは、脳や痛みの発生のしくみについても学べました。まさかそういう部分まで講義してもらえるなんてビックリ。筋肉の機能や構造のお話しは長年愚直に取り組まれてきた過程もお聞きできて。ひとつひとつが深く感じます。また私自身もうすぐ50年近く付き合っている自分の身体の事を全く理解していないなぁと感じたり。腱引きに出会えなかったらあと数十年毎日付き合う身体のこと全く知りませんでした。筋肉のしくみを理解すると日ごろの生活習慣の改善ポイントの意味も分かって今まで技術は流れのみやっていましたが、一つずつ理解出来てきました。これをちゃんと繋げて患者さんに説明できるように自分の言葉で肉付けもしないといけないと感じました。
奥義伝承編では、診断士コースの座学中心とは打って変わって実技中心。ひとつひとつは動きは流れでお教えいただきましたが、それがいくつもあると頭も体も整理に大変。これがあと5コマあるので週末はできる限り反復したいとは思いますができるかな?今まで実際に施術で改善された患者さんの動画を見ると、いつか自分も患者さんに喜んで頂けるようになれるようにと最初の始めた動機の思いに立ち返ったり。来週もまたがんばっていこうと思います。
宮崎県 30代 K.K.
気付けば1週目が終わり2週目に突入。
流れ的には診断士コースのラストテストを朝に受けて終わり次第、腱引き師コースのスタートというところです。
テストという重圧から解放されましたが、なぜか勉強したくなる、、
私だけですか?笑
腱引き師コースに関しては普通の座学とは違い小口先生が施術して来た形跡を映像で観る事も多くまた新しい手技(奥義)を観て、してもらって、試すという流れの繰り返し。
本格的に”治すこと”に注力したコースと感じました。心の中では技が知りたいという思いが強かったのでやっと身体で覚えれるとワクワクしてました。
テストがなくなっても勉強はしたいという気持ちも強く、毎日欠かさず教科書を読んでいます。初心に帰り基本施術編の教科書を見ていたら基本を習っていた頃の事がようやくわかるようになり(筋肉の名前や位置、なぜそこの腱を引くのか?などクエスチョンだったのが診断士からわかるようになってきた)あ、成長したんだなと感じた一方、色々な知識を学んでる中まだ私は基本もできてないんだなと気付かされました。
しかしそれはポジティブで腱引きの道のりが長い=暇を持て余す事なく人生に全うできるなとも思ってます。
現段階で腱引き師コースを受けてますが私の心技体はまだ基本の中の基本をできてるかできてないか。
恐らく腱引き師コースが完了し資格を持った段階でやっと私の中身では基本コース卒業できるかできないかなのかなと感じました。
残りは卒業した後、開業するなり友達を触るなりと数を熟して難関とぶつかった時に初めて診断士からスタートなんだなと。
少し自分よがりな感想になりましたが、この段階での気付きは確実に将来に繋がるなと感じた2週目でした。
武士道!!
私はその掟を守り破いていける存在になりたいです。
宮城県 40代 T.T.
私はセパレート腱引き師コースからスタートです。
初日は他の皆さんが診断師コースの最終テストがあるため緊張感のある雰囲気がひしひしと感じられました。
そんな中、皆さんがテストを受けている間、塚田先生に基本施術を受けていただけました。とても参考になるご指導をいただき、貴重な有り難い時間となりそれだけでも思い切ってセパレート合宿に参加して良かったと思いました。
テストが終わり腱引きの歴史、奥義伝承の講義が始まりました。
小口先生から語られるその内容の濃さ、面白さは膨大な資料や情報、検証を元に並々ならぬ時間と作業があるからこそ成し遂げられたものでそれらを惜しみなく伝承されていることにあらためて懐の広さと凄みを感じています。
夜はテスト終了お疲れさまと歓迎を合わせたお食事会をひらいていただき初対面の皆さんともお話しが出来、緊張もすこし和らげてよかったです。
二日目は下肢の奥義でした。骨盤輪のこと、股関節、坐骨から膝、捻挫についての講義と実技練習は予想していた以上に難しく頭の中も体も噴火してしまいそうでしたがそれと同時に内容の凄さと基本施術の習得の大切さをあらためて感じました。
すこし休んで、またあらたにこつこつ学んでいきたいと思います。